校長ブログ

「ビブリオバトル」を観戦しました。

 9月7日(土)、令和元年度 第5回 高校生によるビブリオバトル福島県大会 中通り地区予選会が開催されました。

 今回の予選会には、中通り地区の県立・私立高校11校から、21名の高校生が参加しました。

 予選会は、福島市内、信夫山の麓にある福島県立図書館で行われました。

 今回の予選会に、本校からは、岡田悠花さん(2の4)と栁沼 諒君(2の5)の2名が参加しました。今回、県南地区からの参加は、本校のみだったそうです。まずは、参加してくれた岡田さんと柳沼君に、敬意を表したいと思います。

 当日は、図書部長の木田広保先生が二人を引率してくれて、学校司書の太田千恵子先生も、二人に寄り添ってくれました。ありがとうございました。

 今回、岡田さんが紹介した本は、ダニエル・キースの「アルジャーノンに花束を」で、栁沼君は、ジョージ・オーウェルの「1984」でした。どちらも、著名な作家による名作であり、高校生活の中でそれらの書籍と出会い、「ビブリオバトル」で紹介できる程読み込んだ二人は、すごいと思いました。

 「ビブリオバトル」(知的書評合戦)では、参加者(対戦者)は、5分間という限られた時間で書籍についての紹介を行います。その本がいかに魅力的であり観戦者にも読んで欲しいかを、様々な表現を駆使してアピールするわけです。

 岡田さんは、「本当に大切なものとは何か・・・?」をテーマに、観戦者に本の魅力を訴えかけました。

 5分間のアピールタイムが終了すると、対戦者は、次の2分間で観戦者からの質問に答えます。どんな質問をされるか分からないため、対戦者は、その場で臨機応変に質問に答えなければなりません。

 自分も対戦者である高校生たちから多くの質問がなされ、質問された対戦者も、機転を利かせながら即座に質問に答えていた点に、とても感心させられました。

 各ブロック毎に、対戦者全員のプレゼンが終了すると、観戦者はそれぞれ、自分が読みたくなった本を1冊だけ選んで、投票をします。

 栁沼君は、「自分たちが生きる社会への関心や参画の大切さ」を中心に、5分間、熱のこもったアピールを行いました。

 そして、2分間の質問タイムに臨みます。

 両名とも、印象に残るプレゼンテーションを行い、見事ブロック予選を勝ち抜いて、決勝へ進出しました。

 決勝は、県立図書館に隣接する県立美術館の講堂で、より多くの観戦者が見守るなか行われました。前日、本校の図書館で、太田先生のご指導でリハーサルを行いましたが、岡田さんも栁沼君も、回を重ねる毎にプレゼンの質を向上させ、決勝でも、さらに素晴らしいプレゼンテーションを披露しました。

 そして、岡田さんも栁沼君も二人とも、「優秀賞」を受賞しました! おめでとうございます! 多くの観戦者を前にして、2回の紹介と質疑応答を行い、大分緊張したかと思います。お疲れ様でした。

 1冊の書物について、5分間でその内容を紹介して観戦者を魅了し、2分間で様々な質問に答えるのは、その本を相当読み込んでいないとできることではないと思います。そういう意味で「ビブリオバトル」は、高校時代に読んだ本がまさに自分の血肉となるのと同時に、プレゼンテーション能力を向上させる良い訓練になると思います。

 本校生の皆さんには、感受性豊かな高校時代にたくさん本に親しんで、機会があれば是非、「ビブリオバトル」にも挑戦して欲しいと思います。

本校の自慢(その3)

 明日から北海道函館市で、第21回 全国高等学校文化連盟 北海道東北文芸大会が開催されますが、本県代表として、本校から真船衣鈴さん(2の5)が大会に参加します。

 真船さんは、全国高等学校文芸コンクールの詩部門に「嘘つき」というタイトルの作品を出品し、それが選ばれての参加となります。おめでとうございます!

 大会では、詩の分科会で意見交換をしたり、講演を聞いたり、文学関連の史跡を巡ったりするそうです。今回の大会で、真船さんが、文芸部顧問の髙田尚子先生とともに様々な貴重な経験をして、さらに自分の感性を磨いてくれることを期待しています。

本校の自慢(その2)

 明日から広島市で、第13回 U-18(18歳以下)日本陸上競技選手権大会が開催されますが、本校から、齋藤優汰君(2の2)が出場することになっています。 

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 齋藤君は、9月15日(日)、いわき市のいわき陸上競技場で行われた福島県高等学校新人体育大会陸上競技において、「男子三段跳び」で、14メートル95の「大会新記録」で優勝しました! これは、快挙です。

 翌日の「福島民報」には、齋藤君の大きな写真入りの記事が掲載されました。記事は、校長室前に掲示してありますので、是非ご覧ください。

 9月下旬、青森市で、第24回 東北高等学校新人陸上競技選手権大会が行われましたが、本校からは、古川航聖君(1の4)、森 光君(1の2)、そして齋藤君の3名が出場しました。

 齋藤君は、10月上旬、茨城県で開催された「いきいき茨城ゆめ国体2019」に、本県代表選手として出場しました。

 

 そして、その結果、「少年男子共通三段跳」において、「15メートル03」という記録で、見事「7位入賞」を果たしました。「15メートル越え」は齋藤君の悲願であり、自己ベスト更新です。素晴らしい、おめでとう! これまでの、ひたむきな努力が実を結びました。良く頑張りました! 陸上競技部顧問の、中條雅彦先生、星 雄介先生、日頃のご指導、ありがとうございます!

 齋藤君の、U-18での健闘を祈ります! 是非ともまた、良い記録を出してください。

修学旅行通信(その4)

    3泊4日の修学旅行も、いよいよ最終日となりました。今朝は6時半から、スーツケースやお土産を詰め込んだ段ボールをトラックに搬入しました。

    今朝の朝食は、和食でした。

    最終日は各クラス毎、バスでの京都観光です。8時からバスに乗車し、ホテルを後にしました。

    最初に、学問の神様菅原道真公を祀る、「北野天満宮」を訪れました。

    本堂にて、学力向上等を祈願してご祈祷をしていただきました。

    各クラスの代表生徒が、玉串を捧げます。

    お賽銭を投げ入れ、お祈りをします。願うのは、学力向上・・・?

     お守りを購入する生徒も多数いました。

    「 北野天満宮 」でも、「おみくじ」は大人気です。

 

    こちらの「おみくじ」は、水に浸けると文字が浮かび上がるタイプのものでした。外国人観光客も多いせいか、一緒に英文も書かれています。

    ご利益を願って、赤目の牛の像を撫でます。

     続いての見学地は、「金閣寺」です。まずは、記念撮影・・・

    お土産購入前に、まずは試食ですね・・・(笑)

    買い忘れはないかな・・・?

    最後の締めは、「抹茶ソフトクリーム」です・・・(笑)

     最後の見学地は、「二条城」です。「ウグイス張り」の廊下を、下から覗いてみます。

    ガイドさんの案内で、庭園を巡ります。

   最後の観光を終え、後は帰りの新幹線に乗るだけです。

    新幹線の車内で、旅行中最後の昼食を食べました。

    ところで、今回の修学旅行の出発前に、2学年の先生方は、1学年と3学年の先生方からそれぞれ、メッセージ入りの「お菓子パック」をいただきました。

    袋の中には、便利アイテムも入っており、1学年と3学年の先生方に感謝しながら、お菓子をいただきました。

    細やかな気配り、ありがとうございました!

    そして、18時過ぎに修学旅行団は、台風にも遭わずに無事、新白河駅に到着しました。

    駅のコンコースで、解団式が行われ、まず、修学旅行委員長の鈴木魁生君(2の3)が挨拶しました。お疲れ様でした。頑張りました!

    2学年198名、ただの一人も欠けることなく、全員で元気に白河を出発し、旅行中、病気やトラブル等もなく、またみんな元気に白河へ戻って来ることができました。

    各クラスの修学旅行委員を中心に、生徒一人ひとりがしっかりと自分の役割を果たして、常に自覚ある行動を取ってくれたおかげだと思います。生徒の皆さん、ありがとうございました。保護者の皆様にも、感謝申し上げます。ありがとうございました。

     チーフの高橋理央さんを始め、JTBの4名の添乗員さんにも感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

     行き届いた添乗とちょっとした気配りで、生徒たちの安全で楽しい修学旅行をサポートしていただきました。

    看護師の安倍さんと川嵜さんも、ありがとうございました。

    最後になりましたが、学年主任の吉田正和先生と、修学旅行担当のシェルパ愛子先生を中心として、2学年の先生方にも感謝申し上げます。

    1年次から、広島まで足を伸ばして、是非生徒たちへ「平和教育」をしたいという熱い思いを持ち続け、入念な計画と準備により、見事、当初の目的を達成されました。大変素晴らしい、修学旅行であったと思います。

    しかしながら、生徒たちも先生方も、大分お疲れだと思います。私も、寝不足気味です・・・(笑)

    皆さん、大変お疲れ様でした!    3連休は、ゆっくり休んでくださーい!

修学旅行通信(その3)

    本日は、修学旅行3日目、班別自主研修の日でした。本日も、2年生198名全員、体調不良による宿舎待機等もなく、みんな元気に研修に出掛け、無事に宿舎に戻って来ました。

    今日明日の宿舎はホテルであり、朝食はビュッフェ形式でした。

    朝食後、各班毎に服装等のチェックを受けて、自主研修へと出掛けます。

    必要に応じて、行程表も確認します。

    添乗員さんが書いてくれたホワイトボードを確認して、見送りを受けて出発します。

    最初の目的地までは、タクシーを利用します。

    先生方は、京都市内を巡回し、生徒たちの様子を見守りました。

    生徒たちは、「伏見稲荷大社」でも「おみくじ」を引いて、その結果が気になる様子で、地元の観光タクシーの運転手さんに色々と尋ねていました。

   「 嵐山」を眺め、次に「祇園」へ行ってみました。「祇園」の茶屋街は、外国人観光客で溢れていました。

    おっと早速、レンタル着物に身を包んだ女子生徒たちに遭遇しました。みんなそれぞれに、なかなか似合っています・・・(笑)

    着物を着てお面を付けた男子たちともバッタリ・・・    みんな、班別研修を満喫していました。

    もちろん、お土産ショッピングは大事な要素です。みんな、人気の「あぶらとり紙」を購入していました。

     次は、「八坂神社」です。

 

    着物を着ていると、外国人観光客から写真をねだられることがあるようです。これも、国際交流・英語研修の一環ですね。

    最後に、「清水寺」へ行きました。ここも、観光客でごった返していました。

    男子たちの姿も見えました。

    班別自主研修の帰着時間は、17時です。17時が近付くと、お土産袋を両手に抱えた生徒たちが、続々と宿舎に戻って来ます。

    タクシーを上手に利用する班もありました。

    受付を済ませて、宮島で購入した「もみじまんじゅう」を受け取ります。

    おやおや、夜食をずいぶん買い込んだねえー(笑)

    添乗員さんが書いてくれたホワイトボードを写メに収め、チーフの高橋理央さんから説明を受けて、自室に戻ります。

    夕食もビュッフェスタイルで、高校生が好みそうな洋食メニューでした。みんな、カレーなどをお代わりして、お腹一杯食べて大満足・・・(笑)

    2年生の皆さん、今日も一日、お疲れ様でした。明日はいよいよ最終日です。今晩はぐっすり寝て、体調を整えて、また明日頑張りましょう!

修学旅行通信(その2)

    本日は、修学旅行2日目です。食事の際は、何も言わなくても自主的に、運動部の女子生徒たちが先生方の配膳を手伝ってくれます。ありがとうございます。

    各クラスの修学旅行委員たちの、一言コメント付きの号令により、朝食をいただきます。

    そしてまた、手を合わせて、「ごちそうさまでした。」

    本日午前中は、広島市内の「平和記念公園」を見学しました。

    公民科担当、修学旅行キャップのシェルパ愛子先生から、「動員学徒慰霊塔」についての説明を聞きました。

    そこには、学徒動員で生徒が犠牲になった全国の学校名が掘られているのですが、本校の前身、白河高等女学校の校名もあります。

     戦時中、郡山空襲により、学徒動員で工場で作業をしていた、当時の白河高等女学校の生徒14名もの尊い命が、犠牲になりました。これは、あまりにも重い事実です。

     戦争により、高校生たちの尊い命が奪われるなど、決してあってはならないことです。

     次に、リニューアルされ、原爆の悲惨な実態をよりリアルに展示している、「広島平和記念資料館」を見学しました。

     あまりにも悲惨な展示物に、思わず目を背けたり、「午後のUSJで気持ちの切り替えが・・・」と呟いている女子生徒の姿が見受けられました。

    しかし、その感受性を大切にして、今日見たことそして聞いたことを、忘れないで欲しいと思います。

    被爆による白血病で亡くなった佐々木禎子さんがきっかけとなり、建立された「原爆の子の像」では、修学旅行委員長の鈴木魁世君(2の3)が進行を務め、シェルパ先生のご指導を受けた4名の修学旅行委員がそれぞれ、心のこもったスピーチを行い、持参した「千羽鶴」を奉納しました。

     その後、雲一つない快晴の広島の空のもと、班ごとに、ボランティアガイドさんたちから様々な説明を受けました。生徒たちは何を感じ、そして何を考えたのでしょうか・・・?

    「原爆死没者慰霊碑」も「原爆ドーム」も見学しました。

     広島駅でバッタリ、福島高校の修学旅行団と遭遇しました。4泊5日で、昨日は宮島に宿泊し、今日大阪まで移動するそうです。

    昼食は、新幹線の車中で、「広島風お好み焼き弁当」でした。ソースはもちろん、「おたふくソース」です・・・(笑)

   午後からは、一番楽しみにしていた「 USJ」です。ゲート前で、学年主任吉田正和先生からの諸注意を聞き、いざ、「USJ」へ!

     広い施設内では、なかなか本校生の姿を見つけることができません。

     おっと、本校生、発見・・・

    おやおや、お揃いのTシャツで・・・(笑)

    おっ、「スパイダーマン」のアトラクションで、本校生発見・・・(笑)

     またしばらく姿が見えなくなりました。

    USJは、ハロウィーン一色でした。

    20時集合でしたが、記念撮影をしたりして、名残惜しそうです・・・(笑)

    おや・・・   何人か「ハリポタ」もいますね・・・(笑)

    宿では、広島から到着したスーツケースを部屋まで運び入れます。

   本日も一日、生徒たち198名、全員無事でみんな元気でした!

   2年生の皆さん、今日一日お疲れ様でした。歩き疲れて、今夜はグッスリ寝られると思います。

    それでは私も、お休みなさい・・・(笑)

修学旅行通信(その1)

    いよいよ本日から、関西方面への3泊4日の修学旅行が始まりました。早朝、白河はあいにくの小雨模様でしたが、2年生198名は全員揃って、元気に新白河駅を出発しました。

    新幹線のホームで、駅員の方が、「白河旭高校の皆さん、修学旅行楽しんで来てください。広島は、快晴です」と粋なアナウンスをしてくれ、生徒たちから拍手が起こりました。

    学校が、地域社会の皆さま方に常に支えていただいていることを実感した一瞬でした。駅員さん、ありがとうございました。

    新幹線と山陽本線を乗り継ぎ、午後2時過ぎには、宮島口に到着しました。最初の目的地、「厳島神社」へのフェリー上で生徒たちは、ワクワクを押さえ切れない様子でした。

    宮島桟橋口で、2年4組担任、修学旅行キャップのシェルパ愛子先生の指示に耳を傾けます。

    残念ながら、「大鳥居」は現在修復工事中でした。修復完了まで、約2年半掛かるそうです。

    しかし、豪華絢爛たる「御社殿」を、心行くまで見学しました。

   各クラス毎に、 ガイドさんから説明を受けながら「御社殿」を巡りました。

    「おみくじ」は、大人気でした。ガイドさんによれば、「末吉」も末広がりで十分良いそうです。

    各クラス毎の集合写真撮影も、なかなか大変な作業です・・・(笑)

    参拝後は、お土産購入と宮島グルメです。取り敢えず、定番の「もみじまんじゅう」を試食しました。

    「揚げもみじ」も大人気でした。

    その他にも、「焼き牡蠣」や「ソフトクリーム」など、生徒たちは美味しいものに敏感です・・・(笑)

    夕方からは晴れ間も出て来て、「宮島」を満喫しました。

    宿では、まず、スーツケースを部屋へ運び入れました。

    7時15分から、みんなで「いただきます」をしてから、夕食をいただきました。

     「ごちそうさま」のあとは、みんなで協力して後片付けです。運動部の生徒たちは、さすが慣れているようでした。

     夕食のあとは、地元広島の出身で、全国的な音楽活動を行っている「HIPPY」さんによるライブがありました。

   「HIPPY」さんは、被爆3世として被爆伝承活動も行っており、修学旅行キャップのシェルパ愛子先生の幅広い人脈により、今回のライブが実現しました。

    「HIPPY」さんは、平和を求める熱い思いを語ってくれたあと、「君に捧げる応援歌」を含め2曲を魂込めて歌ってくれました。生徒たちは手拍子をしたり肩を組んだりして一つになり、会場は大いに盛り上がりました。

    ライブ終了後、「HIPPY」さんへ感謝の気持ちを込めて「白河だるま」を贈り、全員で記念撮影をしました。「HIPPY」さん、熱いライブをありがとうございました。

    こうして、修学旅行の初日が終了しました。また明日が楽しみです!

本校の自慢(その1)

 先日、西郷村在住70代男性の方からお電話をいただきました。

 お話を伺ってみると、8月24日(土)、須賀川市での釈迦堂川花火大会からの帰路、電車の中で本校生から座席を譲られ感激されたとのことでした。座席を譲ってくれたのは、本校吹奏楽部所属の2年生男子3名のグループだったそうです。白河駅に到着するまで、ご自分の高校時代のことなど様々な話ができたそうで、それも大変うれしかったとのことでした。

 女子校時代から連綿と受け継がれている本校の校訓は、『明るく、優しく、正しく』というものです。『明るく』は「自信と品性に裏打ちされた聡明さ」を、『優しく』は「自分を取り巻く他に対する友愛の精神」を、『正しく』は「社会的な公正さ」をそれぞれ表しています。

 今回、2年生男子たちが、まさに校訓の教えそのままに行動してくれたこと、大変誇らしく思います。また、男性の方が、わざわざ学校へお電話をよこしてくださったことにも感動しました。ありがとうございました。電話をいただいた私の方が、なんだかとてもいい気分になり、電話での会話も弾みました・・・(笑)

 本校では、全校生がJRC委員会の委員になっており、各種ボランティア活動が活発に行われています。きっと多くの本校生たちが、日常生活の中で、今回のようなさりげない親切な行いをして、地域社会や地域の皆様方のお役に立っているのだと思います!

「からたち祭」が行われました。(その6)

 2日間にわたる「仮装行列」と「一般公開」が無事終了し、翌9月2日(月)は朝から全校生と先生方で「後片付け」を行い、11時から体育館で「からたち祭」の「閉祭式及びエンディングセレモニー」が行われました。

 まず、実行委員長の相山琉磨君(3の3)が挨拶をしました。

  そして挨拶の後、サプライズがありました。実行委員長が合図をすると、仲間たちがステージに登場しました。そして、かつて流行った「ビリーズ・ブートキャンプ」が始まりました。

 「さあ、みんな、『からたち祭』の最後、盛り上がって行こうー!」

 あれ・・・? みんな少し、照れがあるかな・・・(笑)

  実行委員長と仲間たちは、さらに煽ります・・・

 お、段々盛り上がって来たかな・・・(笑)

 はい、皆さん、お疲れ様でしたー!

 最後に、エンディングとして、今回の「からたち祭」で生徒たちの準備から当日の様子までを記録した、「スライドショー」が上映されました。これは、生徒会担当の蒲生健太先生が、前日夜遅くまでかかって制作した大変な労作です。

 生徒たちの生き生きとした姿の中に、所々、先生方が真剣に準備等にあたっている様子が映ると、生徒たちからは親しみを込めた笑いが起こっていました。

 「常笑」というテーマにふさわしく、全行程「笑顔」で満ち溢れた、まさに白河旭高校ならではの、充実した素晴らしい「からたち祭」であったと思います。また、3年後が楽しみです。

 全校生の皆さん、そして先生方、大変お疲れ様でした!

「からたち祭」が行われました。(その5)

 「一般公開」は、9時50分から15時30分までという時間帯でしたが、午前も午後も、校内は多くのお客様方で大変な賑わいでした。

 本校生たちは、校舎内外の至る所で、お客様の呼び込みと対応に大わらわでした。しかしながら、みんな最高の「笑顔」で生き生きと、お客様方をもてなしていました。苦労して準備した甲斐がありました!

 1年2組のお化け屋敷カフェ、「モンスターバックス」にも、お客様の長蛇の列が出来ていました。

 午後、甲陵高校の生徒の皆さんが、2日間の交流の日程を終えて、山梨への帰路に就くことになりました。最後に、本校の生徒会役員たちと記念撮影をし、再会を約束して、新白河駅へと向かいました。

 甲陵高校の皆さん、本校の「からたち祭」に遠路はるばるお越しいただき、本当にありがとうございました。同じ生徒会役員同士で、大変有意義な交流が出来たと思います。次は、中高一貫の進学校である甲陵高校へ、本校生がお邪魔したいと思います。その際は、よろしくお願いします。

 第2体育館では、書道部による「書道パフォーマンス」、演劇部による「ファンタジー劇」、そして吹奏楽部による、「音心伝心」というテーマでの「POPS演奏等」が行われました。

 いずれの発表にも、多くのお客様が駆け付け、皆さん熱心に鑑賞されていました。 

  こうして、時間はあっという間に過ぎ去り、校内には「蛍の光」とともに終了のアナウンスが流され、本校で3年に一度の「からたち祭」の「一般公開」は幕を閉じました。

 今日一日、本校生たちは、自分のクラスと部活動・委員会での発表や係分担でてんてこ舞いだったと思いますが、お客様方がお帰りになった後、だれもが、とても満足して充実した表情を浮かべていました。今回の「からたち祭」のテーマ『常笑』のとおりに、生徒たちは「笑顔」でお客様をお迎えし、お客様と一緒に「からたち祭」を楽しんで、お客様にも「笑顔」になって帰っていただくことが出来たと思います。皆様、本日はご来校いただき、本当にありがとうございました。

 本校生の皆さん、内容の充実した、素晴らしい「からたち祭」であったと思います。皆さん方の、高校生らしい瑞々しい感性と、力強い自己表現力に圧倒されました。本当に、お疲れ様でした!

「からたち祭」が行われました。(その4)

 9月1日(日)は、「からたち祭」の「一般公開」の日でした。

 ポップコーンを象った校門の「アーチ」も、立派に完成しました。表側には「KARATACHI」という文字が入ってお客様を歓迎し、裏面には感謝の気持ちを込めて、「THANKS !」という文字が入っています。

「アーチ」は、美術部の深谷瑠那さん(2の4)のデザインによるもので、美術部の生徒たちが、顧問の赤城修司先生のご指導で数日掛かりで完成させた力作です。「アーチ」は、今回の「からたち祭」の大きなシンボルとなっていました。美術部の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 当日は、9時30分から「アーチ」の前で、「一般公開」のテープカットが行われました。

 今回の「からたち祭」では、本校の姉妹校である山梨県北杜市の北杜市立甲陵高校より、生徒会長の小坂彩花さん(2年)、同じく生徒会役員の落合香乃さん(2年)、中村 響君(1年)、安岡風馬君(1年)の4名の生徒が、引率の小池凌真先生とともに本校を訪れ、本校の生徒会役員たちと交流しました。

 テープカットの際は、生徒会長の小坂さんが、挨拶をしてくれました。小坂さんは、校門の「アーチ」のクォリティーの高さに驚いたと言っていました。

 続いて、実行委員長の相山君が挨拶をし、その後、生徒会長・生徒会副会長・からたち祭実行委員長・からたち祭実行副委員長・甲陵高校生徒会長・PTA会長・稚松会(本校同窓会)会長らによって、テープカットが行われました。

 直後、入場を待ち兼ねていたお客様方が大勢、校内へ入って来られました。準備したパンフレット等が午前中で足りなくなり、すぐに補充したそうですので、「一般公開」当日は、およそ1,500名のお客様が来校されたと思われます。多数のご来場、ありがとうございました。

 料理部は、顧問の鈴木伸子先生のご指導の下、「花より男子 ~男子はいないけど、団子はあります~」というテーマで「おしるこ」を調理して100円で販売しましたが、大変美味であり、あっという間に完売となりました。

 茶道部は、日頃ご指導いただいている本校同窓生の大槻美代子先生のご指導の下、情操室に「茶の間カフェ」を開店し、午前中2回の「お点前」を行いましたが、これも、行列が出来ていました。

 JRC委員会は、「赤十字展示会 ~世界を知ろう、触れよう、考えよう~」というテーマで、日頃のボランティア活動の記録等を展示しながら、コーヒーなどの美味しい飲み物を振る舞い、お客様には「折り紙」をしていただいて和んでもらいました。こちらも、たくさんのお客様で賑わっていました。

 3年5組は、「Asahi in Wonderland」というテーマで、「アトラクション」を自分たちの手で製作し、お客様に乗っていただいて人力で回すという企画でした。生徒たちの、工夫と苦労が窺えました。

 いずれのクラスも、趣向を凝らした「クラス展示」を行い、お客様方で大変賑わっていました。直前までの、必死の準備が報われましたね!

 3年3組は、「銀河迷路 ~Galaxy Labylinth~」というテーマで、教室内を暗くしてパネルで迷路を作り上げ、これも、多くのお客様が押し寄せていました。

 これは、3年1組、「見て!食べて!君の頭をクールダウン☆」です。

  3年2組は、お化け屋敷とジェットコースターを組み合わせた、「お化けジェット」です。こちらも大人気で、長い行列が出来ていました。

  図書委員会は図書館で、「ブックカフェなのに本ねぇーじゃん!?!?」というテーマで「ブックカフェ」と展示を行っていました。こちらは落ち着いた雰囲気で、小さいお子さんも多く来場し、ちょっと一休みという感じでした。

  第1体育館では、10時から15時まで、「有志発表」が行われました。内容は、歌・ダンス・フラダンス・漫才と盛り沢山で、こちらにも多くのお客様が訪れていました。

 前庭には、備長炭を使用した本格「焼き鳥」や「かき氷」などの飲食物の出店が立ち並び、どの出店も大人気で、お昼時には長い行列が出来ていました。  

  校内はどこも、多くのお客様で大変な賑わいでした。

「からたち祭」が行われました。(その3)

 3年1組は、様々な時代の仮装で、「Generations」でした。

 3年2組は、バイオハザードのキャラクターの仮装で、「バイオハザード」です。

 3年3組のテーマは、「Back to HEISEI」で、黒ギャル風の仮装でした。もちろん、"Nancy"こと担任の髙田尚子先生の姿も見えます。

 3年4組は、ホラー映画に出てくるキャラクターの仮装で、「ホラー映画シリーズ」でした。担任の安藤知美先生の、大変若々しいお姿が、印象的でした。

 3年5組は、ディズニーの仮装で、「夢の国に休暇をもらってきました」でした。担任の佐久間裕之先生も、着ぐるみに身を包んで頑張っています・・・(笑)

 その後「仮装行列」は、各クラス毎に「アーチ」の前で記念撮影を行い、毛利教頭先生を先頭に、白河の街へと繰り出して行きました。

 婦警さん、登場・・・? パトロール、よろしく!

 「仮装行列」は、白河の街中を一周し、予定よりも早く、約1時間程で学校へ戻って来ました。皆さん、お疲れ様でした!

 「黒ギャル」たちは、記念撮影に大人気でした・・・(笑)

 

 さて、明日はいよいよ「一般公開」です。今日もこれから、準備頑張りましょう!

「からたち祭」が行われました。(その2)

 8月31日(土)は、3年に一度の公開文化祭「からたち祭」の1日目、「仮装行列」の日でした。

 雨も心配されましたが、当日は、暑いくらいの良い天気となりました。出発前に、校庭に全校生が勢揃いし、「出発式」が行われました。

 まず始めに、からたち祭実行委員長である相山琉磨君(3の3)が仮装の姿で、指揮台の上から元気よく気勢を上げました。そして、校庭から「打ち上げ花火」が打ち上げられ、「仮装行列」に向けて、徐々にボルテージが上がって行きました。

 生徒会役員たちは、夏祭りを意識した法被と浴衣の仮装で、「仮装行列」を盛り上げてくれました。

  

 その後、各クラスの生徒たちは指揮台の前に整列し、仮装をアピールしてみんなで掛け声を掛けて、「仮装行列」のスタート地点である「アーチ」へと移動して行きました。

 1年1組は、「美少女戦士セーラームーン」の仮装でした。

 1年2組は、ミイラやゾンビの仮装、「モンスターズ」でした。

  1年3組のテーマは、「ペンギン村小学校1-3」で、"Dr. Slump"のアラレちゃんの仮装でした。おや、担任の星 雄介先生の姿も見えますね。

  1年4組は、ポリスと囚人に分かれての仮装で、「ポリスと囚人」でした。担任の小澤恵子先生が、とても楽しそうです・・・(笑)

 2年1組のタイトルは、「つっぱる吉田組!」で、"今日から俺は!"に出てくるキャラクターの仮装です。吉田組とは、もちろん担任の吉田正和先生のことです。

 2年2組は、ミニオンをモチーフにした仮装で、テーマが、「西の国から大脱走!!」です。

 2年3組は、プーさんやチャッキー等の仮装で、「とびだせ! おもちゃの箱」でした。

 2年4組は、ホラーっぽいディズニーの仮装で、「ディズニー全員集合!!」です。

 2年5組のテーマは、「笑ってくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」で、ホラー映画を主とした仮装でした。

「からたち祭」が行われました。(その1)

 8月31日(土)~9月1日(日)の2日間の日程で、本校で3年に一度の公開文化祭「からたち祭」が行われました。前日の8月30日(金)には、体育館で、「開祭式」が行われました。

 「開祭式」では、まず始めに、からたち祭実行委員長の相山琉磨君(3の3)により開祭宣言がなされ、直後、吹奏楽部によりオープニングファンファーレが演奏されました。

 続いて、生徒会長の鶴槇優馬君(2の1)からのあいさつがあり、その後、各クラスの代表者がステージに登壇し、それぞれ、自分のクラスのクラス展示をPRしました。

 3年生たちは、いつもながら(?)ユーモアたっぷりに、パフォーマンスを交えてクラス展示の紹介をしていました。

 モノマネしながらのクラス展示の紹介で、生徒たちは爆笑し、掴みはOKというところでしょうか・・・(笑)

 続いて、各部・各委員会の代表者が登壇し、自分たちの展示や発表の内容について紹介しました。

 JRC委員会の代表として登壇した菊地海斗君(3の4)は、野球部のキャプテンでもあり、冒頭、夏の県大会ベスト8での全校応援について、生徒たちへお礼の言葉を述べました。すると生徒たちからは、温かい拍手が湧き上がりました。同じ旭高生としての、生徒たちの強い絆が感じられ、心温まる一場面でした。

 「開祭式」の後、生徒たちはそれぞれ、クラス展示や仮装行列等の準備の総仕上げにかかりました。この日は夜遅くまで、生徒たちは準備に奮闘していました。当日が楽しみです!

「からたち祭」にご来場ください!

 今週末、8月31日(土)と9月1日(日)の2日間の日程で、本校で3年に一度の公開文化祭「からたち祭」が開催されます。

 今回の「からたち祭」のテーマは、『常笑』です。「笑顔」には、大きな力があります。本校では、生徒たちはいつも「笑顔」で、日々、学習や部活動等に全力で取り組み、光り輝く姿を見せています。今回の「からたち祭」では、そんな本校生たちの姿を、ご覧いただければと思います。

 今回の「からたち祭」のポスターデザインは、美術部の矢内彩裕さん(2の4)によるものです。矢内さんは、今年の「2019さが総文」の美術・工芸部門にデザイン「食彩」を出品し、本県の代表として、8月に佐賀県で開催された「2019さが総文」に参加して来ました。

 「からたち祭」の1日目、8月31日(土)は、「仮装行列」の日になります。「仮装行列」は、午前10時頃に本校を出発し、約1時間半で、本校~桜町~本町~白河駅前~白河中央中前~ツタヤ前~本校というルートを巡って、また本校へ戻ってきます。

 2日目の9月1日(日)は、午前9時50分から午後3時30分までの日程で、「一般公開」となります。申し訳ありませんが、「駐車場」はございませんので、公共交通機関等をご利用いただければと思います。また、「上履き」をご持参ください

 現在、皆様をお迎えする「正門のアーチ」を始めとして、各クラス等が急ピッチで準備を進めております。当日生徒たちは、最高の「笑顔」で皆様方をお迎えいたしますので、皆様、どうか奮ってご来場ください!

「記念楯」を寄贈していただきました。

 先日、大変ありがたい品物を、学校へ寄贈していただきました。

 本校野球部は、今年の夏の福島県大会で、創部以来初、そして本校創立以来初となる、「ベスト8進出」という大変素晴らしい成績を残してくれましたが、それを記念した「楯」です。

 このアクリル製の立派な「楯」は、西郷村の「(株)ふじ印刷」さんがご好意で制作してくれたものです。

 「記念楯」には、大善戦の後、惜しくも延長10回裏に5対6で敗れた準々決勝の東日本昌平高校戦直後、いわきグリーンスタジアム前で撮影した選手たちの写真とともに、部員・女子マネージャー・顧問の先生方の名前も印刷されています。

 

 

 そして裏面には、今回の「ベスト8」に至るまでの「戦いの記録」も刷り込まれています。

 「記念楯」の表面、右上には本校の校章がプリントされているのですが、驚いたことに、裏面の左上には、「女子校時代の校章」もプリントされていました。

 「(株)ふじ印刷」さんのご配慮と丁寧なお仕事ぶりに、大変感激いたしました。

 「(株)ふじ印刷」さん、この度は、素晴らしい「記念盾」をご寄贈いただき、本当にありがとうございました。大切に、校長室に飾らせていただきます。ご覧になりたい方は、いつでも気軽に、校長室へお越しください。

「体験入学」が実施されました。

 7月31日(水)、本校の「体験入学」が実施されました。当日は、朝から大変暑い中、中学生の皆さんと保護者の方など、約650名の方々にご参加いただきました。皆様、ありがとうございました。

 進行は、本校生徒会の新役員たちが行ってくれました。生徒会役員の皆さん、ご苦労様でした。

 スライドショーによる「白河旭高校の日々」の紹介の後、「白河旭高校に入学して」と題して、今年度の入学生4名へのインタビューがありました。代表生徒たちは、本校へ入学しての感想等を大変正直に分かりやすく説明してくれ、中学生たちは、熱心に耳を傾けていました。 

 次に、「部活動紹介」が行われました。トップバッターの弓道部は、体育館前方で、実際に矢を射るパフォーマンスを披露してくれました。

 矢が放たれるまで、中学生たちは息を呑んで射手を見守っていましたが、見事矢が的に的中すると、会場からは大きな拍手が起こりました。

 続いて、バスケットボール部・剣道部・バレーボール部・ソフトボール部がそれぞれ、パフォーマンスを取り入れながら、日頃の自分たちの活動を紹介してくれました。

 剣道部は、今回も、BGMに合わせて大変ユーモラスな紹介を行い、会場からの笑いを誘っていました。防具の「胴」の部分には、ビニールテープで文字が貼り付けられ、5人が横一列に並ぶと、「マッテルヨ」というメッセージが出来上がりました。 

 今回のテーマソングは、ゴールデンボンバーの「女々しくて」とDA PUMPの「U.S.A.」の2曲でした。部員たちは、曲の調子に合わせて面を打ったり踊ったりして、大喝采を浴びていました。

 

 ソフトボール部は、プレーの基本であるキャッチボールの練習として、中学生たちへお菓子等を振る舞い、会場は大いに盛り上がりました。

 「部活動紹介」のトリを飾ったのは、吹奏楽部の迫力ある演奏でした。

 全体会の後、中学生たちは、事前に申込みをした「体験授業」に参加したり、実際の部活動を見学したりしました。

 本校生たちは、中学生たちからの熱い視線を受けて、部活動にはいつも以上に熱が入ったようでした。

 

  さて、中学生の皆さん、本校の「体験入学」はいかがだったでしょうか・・・? 本校生たちの、日頃の生き生きした様子を、肌で感じていただけたものと思います。今回の「体験入学」が、皆さん方の進路選択の良い機会となったことを願います。

 本校生の皆さん、係の先生方、大変お疲れ様でした。

頑張れ、陸上競技部!

 現在、"響かせろ 我らの魂 南の空へ、感動は無限大 南部九州総体 2019"というタイトルで、「インターハイ全国大会」が、南部九州を中心に開催されています。

 本校からは、大倉一輝君(3の2)と齋藤優汰君(2の4)の2名が、沖縄県で行われる陸上競技に出場します。5月に行われた福島県大会で、大倉君は「棒高跳」で4m50という記録で第2位になり、齋藤君は「三段跳」で14m52という記録で優勝しました。そして両名は、6月に秋田県で行われた「インターハイ東北大会」に出場してそれぞれが第2位となり、見事、「インターハイ全国大会」への出場権を獲得しました! 

  福島県大会はもちろんのこと、厳しい東北大会で第2位になり、全国大会へ出場するということは、並大抵のことではありません。ここまで来るには、大倉君も齋藤君も、日々の厳しい練習の積み重ねと多くの困難があったはずです。それらを乗り越えて、「インターハイ全国大会」へ出場する両名を誇りに思います。日頃から、熱心に指導していただいている、顧問の中條雅彦先生と星 雄介先生にも、感謝申し上げます。

 大倉君と齋藤君には、全国大会で己に打ち克って良い記録を出せるよう、平常心で、日頃の練習の成果を発揮してもらいたいと思います。お二人の健闘を祈ります! 

 「インターハイ東北大会」へは、陸上競技部から、全部で6名の選手が出場しました。福島県大会で、鈴木 光君(3の4)は「円盤投」で38m68で第2位、根本珠璃さん(3の1)は「女子七種競技」で3,868点で第2位、古川航聖君(1の4)は「走高跳」で1m94で優勝、森 光君(1の2)は「棒高跳」で 4m10で第4位と、それぞれが大変素晴らしい記録を残しての「インターハイ東北大会」出場でした。皆さん、よく頑張りました。素晴らしい!

 現在1・2年生は、暑さに負けずに、日々厳しいトレーニングを積み重ねていると思います。新人戦でも、良い記録を出せるよう、皆さんしっかり頑張ってください。応援しています! 

「2019さが総文」について

 本校生の皆さんは、「全国総文」を知っているでしょうか・・・?

 「全国総文」は、各都道府県持ち回りで、年に1回開催される「全国高等学校総合文化祭」のことで、文化部における「インターハイ全国大会」にあたるものと言うことができるでしょう。今年度で、第43回目を迎える「全国総文」は、「2019さが総文」と銘打って、ちょうど現在、佐賀県を舞台に開催されています。

 本校からは、福島県代表として、文芸部門に栁沼 涼君(2の5)、美術・工芸部門に矢内彩裕さん(2の4)の2名の生徒が、それぞれ、文芸部顧問の髙田尚子先生と美術部顧問の赤城修司先生とともに、現在「2019さが総文」に参加しています。

 

 文芸部門では、各都道府県の代表が一堂に会し、「文芸部誌」「散文」「詩」「短歌」「俳句」の五つの部門に分かれて、作品の鑑賞や創作活動について意見交流をするそうです。

 また、美術・工芸部門では、各都道府県から代表として推薦された「絵画、版画、彫刻、デザイン、工芸、映像」など約400点の作品が展示されるそうです。

 かつて福島県でも、東日本大震災直後の平成23年8月、震災後の様々な困難を乗り越えて「ふくしま総文」を開催し、全国的に大きな感動を呼び起こしたことが思い出されます。

 今回の「2019さが総文」で、栁沼君と矢内さんの両名が、多くの得難い体験をとおし、大いに刺激を受けて学校へ戻ってくることを期待しています。

頑張れ、野球部!(その5)

 7月25日(木)いわきグリーンスタジアムで、夏の高校野球福島県大会、準々決勝、白河旭高校 対 東日本昌平高校の試合が行われました。

 当日、本校では、大型バス10台をチャーターして、全校生徒・吹奏楽部・先生方がいわきグリーンスタジアムへ駆け付け、野球部1・2年生と野球部保護者会の皆様と合流し、総勢500名以上の大応援団を編成し、必勝を期しての応援を繰り広げました。

 本校野球部は、3回裏、第1シードの強豪昌平高校に、2点を先制される展開となりました。 

 しかし、本校の大応援団は、いつも通り、野球部の応援リーダー本柳謙志郎君(2年)の気合い溢れるリードに従い、必死の応援を続けました。

 

  野球部のマネージャーたちは、忙しい中、応援コールを記したボードを制作し、野球部の1・2年生たちと協力して、大応援団による応援をリードしてくれました。 

  吹奏楽部の生徒たちも、炎天下タオルを被りながら、野球部1・2年生たちと連動して迫力ある演奏を続け、グラウンドの選手たちに勇気を与えてくれました。吹奏楽部とのコラボ応援は、前回の相馬高校戦から2回目になりますので、両者はさらに連携を強化し、息の合った応援を行ってくれました。

 大応援団による応援に後押しされた選手たちは、グラウンドで攻守に躍動し、6回表に昌平高校から一挙4点をもぎ取って逆転し、一時は、2点をリードする展開となりました。

  3塁側スタンドには大歓声が沸き上がり、大応援団は狂喜乱舞しました。

 

 しかしながら、相手はさすが第1シード昌平高校、じわりじわりと追い上げてきます。

 そんな時こそ、「チーム旭」の本領発揮です。背番号11、伝令の菊地 仁選手(3年)が、すかさずマウンドへ走ります。そして笑顔で、選手たちへ監督からの指示を伝え、明るく選手たちを鼓舞します。すると選手たちは、息を吹き返してみんなが笑顔になり、互いに声を掛け合ってポジションへ戻ります。

 息が詰まりそうな、緊迫したゲームが続きました。相手の昌平高校も、生徒たちが必死の応援を続けます。

 試合は大接戦となり、9回でも勝負は決せず、5対5の同点でとうとう延長戦へと突入しました。

 

 

 そして、10回裏ツーアウトの場面、昌平高校 佐藤 凱選手(3年)のセンター前ヒットにより2塁から逆転のランナーが本塁生還し、本校野球部の快進撃は、とうとう終焉の時を迎えました。

 しかし、選手たちはみんな笑顔で、全力を出し尽くした充実感で満ち溢れていました。第1シード東日本昌平高校を、ここまで追い詰めた本校ナインたちの大健闘に、スタンドからは惜しみない拍手がいつまでも続きました。

 春季大会では、10年ぶり2回目の県大会出場、そして夏の大会では、平成9年の創部から22年、初めてのベスト8進出。創立105年目を迎える白河旭高校の、新たな歴史を作ってくれました。

 チームは、試合でどんな展開になろうとも、いつも笑顔で互いを励まし合い、真剣勝負を楽しみワクワクしながらプレーをしていました。しかし、ここまで来るには、学校から約5㎞離れ、自転車では約30分かかる「白河日東工器」さんのグラウンドをお借りしての、部員たちの普段からの絶え間ない努力の積み重ねがありました。今では名手となったある選手は、「昔は下手だったけど、練習を積み重ねてここまで上達しました」、と語ってくれました。

 チームは、キャプテンの菊地海斗選手(3年)を中心として、本当に仲の良い、素晴らしいチームでした。この夏の大会、闘志に満ち溢れた5試合でした。私たちは、魂を揺さぶられました。選手の皆さん、感動をありがとう! そして、お疲れ様でした。監督の増子賢俊先生、部長の安齋 悟先生、コーチの星 雅博先生、これまでのご指導、ありがとうございました。

 選手たちを常にサポートしてくれた、鈴石玲奈さん(3年)と武藤 凜さん(3年)らの女子マネージャー、毎試合気持ちの入った応援をしてくれた1・2年生部員たち、ありがとう! お疲れ様でした。

 そして、菊地会長さんのリーダーシップの下、鉄の結束で常に部員たちを陰から支え、毎試合パワフルな応援と行き届いたご支援をしていただいた野球部保護者会の皆様、本当にありがとうございました。皆様方の支えがあったからこそ、選手たちはここまでやってこれたのだと思います。

 吹奏楽部の部員の皆さんにも、感謝したいと思います。今週末に吹奏楽コンクールを控えながらも、暑い中2試合も懸命な演奏をしてくれました。ありがとうございました。

 古川直文会長さんを始めとして、本校PTAの皆様方、渡辺美恵子会長さん・三森美智子副会長さん・清水則子副会長さんを始めとして、本校同窓会稚松会(ちしょうかい)の皆様方、そして、応援とご支援をいただいた全ての皆様方に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 全校生徒の皆さんにも、感謝したいと思います。2試合、スタジアムに駆け付けてくれて、整然とまとまって、気持ちの入った応援をしてくれました。皆さん方の愛校心に感動しました。これぞ、白河旭高校です! ありがとうございました!

  そして、当日は朝早い集合時間にもかかわらず、保護者の皆様は文句の一つも言わずに、自家用車で生徒たちを送迎してくれました。感謝の言葉もありません。本当に、ありがとうございました。頑張った選手たちと、保護者の皆様方を始めとして応援してくださった全ての皆様方とで、みんなの力で勝ち取ったベスト8であると思います。こんなにうれしいことはありません。

 皆様、本当にありがとうございました!