2020年5月の記事一覧

学校が再開されました。

 5月24日(日)をもって、4月21日(火)から続いた一斉臨時休業が解除され、昨日5月25日(月)より、学校が再開されました。学校に再び、生徒たちの元気な姿と明るい声が戻ってきました。現在、校地内は新緑に溢れ、学校はさわやかな季節を迎えています。

 新緑に包まれたグラウンドでは、久しぶりに、体育の授業で先生方と一緒に体を動かす生徒たちの姿が見られました。

 今週1週間は、各クラスを分割しての分散登校を実施しているため、各教室では、身体的距離を十分に設けての授業が行われていました。

 来週6月1日(月)からは、通常の教育活動が再開されます。部活動については、6月8日(月)からの再開となります。

 今後学校としては、十分な新型コロナウイルス感染予防対策を取りながら、生徒たちの安全と安心を最優先に、段階的に教育活動を再開していく予定です。

 本校生の皆さん、現在私たちは、これまでだれも経験したことがない困難な状況に直面しています。皆さんにも、様々な不安や心配があるかと思いますが、先生方は、これからも精一杯皆さんを支援して行きます。まずは落ち着いて、一つひとつできることからやって行きましょう。そして、みんなで力を合わせて、困難を乗り越えましょう!

頑張れ、ソフトボール部!

 4月中旬、ある日の夕方、うれしいことがありました。近隣にお住まいの女性の方が突然来校されて、ソフトボール部の生徒さんへソフトボールを寄贈したいと、わざわざ購入していただいた箱に入ったソフトボールを持参してくれたのです。

 お話を伺ってみると、毎日グラウンドで熱心に練習している本校ソフトボール部の生徒たちが、いつも元気に挨拶をしてくれる。来校された女性の息子さんが、「旭高ソフト部の挨拶が気持ちいい」といつもおっしゃってくれていて、今日は、そのお礼がしたいと思って伺いました、とのことでした。私はとても感激し、お名前をお聞きしたのですが、女性の方はお名前を告げずにお帰りになられました。

 確かに、ソフトボール部の生徒たちは、いつでもどこでも、元気に爽やかに挨拶をしてくれます。挨拶をされれば、こちらも挨拶を返し、お互いとてもいい気分になります。ソフトボール部の生徒たちの挨拶が、学校の近所の方々まで気分良くしてくれていたとは、大変うれしいことです。

 ソフトボール部の生徒たちは、冬場、雪が積もったときには朝早く登校して、正門付近の雪かきなども積極的にしてくれて、校内の美化等にも多大な貢献をしてくれています。ソフトボール部の皆さん、いつもありがとうございます!

 ソフトボール部は、顧問の相場正伸先生と鈴木秀之先生の熱心なご指導の下、県大会での上位入賞、そして東北大会や全国大会への出場を目指して、部員たちと先生方そして保護者の皆様が一丸となって、日頃から熱心に活動しています。

 ソフトボール部は、昨年秋に行われた新人戦の県大会で、第3位となりました。おめでとうございます! そして、3月末に山梨県甲府市で開催予定であった、第50回東日本高等学校女子ソフトボール大会への出場権を獲得しましたが、残念ながら、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大会は中止となってしまいました。

 ソフトボール部の生徒の皆さんについても、今年度のインターハイ県大会等が中止となり、これまでの大きな目標を失い、やり切れない気持ちでいると思います。昨日は、野球の夏の全国大会の中止も、正式決定されました。野球部の3年生諸君の気持ちは、察するに余りあるものがあります。

 しかしながら、3年生の皆さん、これで皆さん方の高校生活が終わったわけではありません。自らの進路希望実現など、これから先の高校生活の新たな目標を設定して、それに向けての努力を開始してください。そして、これから先の高校生活を、充実したものにして欲しいと思います。

 現在私たちは、これまで経験したことがない未曾有の事態に直面していますが、逆境を乗り越えることによって、人は強くなることができます。3年生の皆さんが、下を向かずに、また前を向いて、これからの高校生活、日々を大切に歩んで行ってくれることを期待しています。

頑張れ、剣道部!

 昨年度より、本校剣道部は、顧問の蒲生健太先生と橋本拓三先生の情熱溢れるご指導の下、日頃から、他県への遠征等積極的な強化を行い、素晴らしい成果を収めています。

 6月末に福島市で行われた福島県総合体育大会の県大会では、男子団体が第3位となりました。強豪犇めく県大会での第3位は、大変立派な成績です。素晴らしい! また、9月に郡山市で行われた新人体育大会の県南地区大会では、青戸一颯君(3の4)が、男子個人で見事優勝を果たしました。良く頑張りました。おめでとう!

 そして、1月末に小野町で行われた第39回福島県高等学校選抜剣道優勝大会では、女子団体が福島県で見事第3位となり、関東近県大会への出場権を獲得しました。県大会での女子団体の入賞は、平成24年度以来7年ぶりの快挙でした。おめでとうございます! 女子部員の皆さんも、大変良く頑張りました。

 残念ながら、3月上旬に栃木県で開催予定であった関東近県大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、3年生たちが最後の大きな目標としていたインターハイ県大会等も、中止となってしまいました。

 しかしながら、部員の皆さんが一丸となり、これまで築き上げてきた剣道部の栄光と実績は、少しも色褪せることはありません。また、3年生の皆さんが、これまでの部活動で積み上げてきた努力も、決して無駄になどなりません。それらは全て、皆さん方一人ひとりの血肉となり、皆さん方の現在の強い心と体を形作っているはずです。

 先週末の県教育委員会からの通知文により、5月25日(月)からは、分散登校により学校が再開されることになりました。本校生の皆さん、部活動が再開できるようになるまで、もうしばらくの辛抱です。また、元気一杯で活動している姿を見られるのを、楽しみにしています。

昨日は「登校日」でした。

 本校では、昨日5月12日(火)は、臨時休業期間中の「登校日」でした。本校生にとっては、4月20日(月)以来久しぶりの登校となりましたが、生徒たちはみんな元気に登校してくれて、学校に活気が蘇りました。生徒のいない学校はあまりにも静かで、何とも寂しい限りです。昨日は、学校が本来あるべき姿を改めて感じさせられた一日でした。

 4月中旬頃までは、校庭の桜がとてもきれいでした。

 そして現在は、新緑の良い季節となり、青葉が目に眩しく映ります。

 中庭には、「藤の花」がきれいに咲いています。

 「ハナミズキ」なども、とてもきれいです。

 本校では、来週5月18日(月)から学年別に「登校日」を設け、分散登校による授業を実施します。本日先生方は、教室の準備等に追われていました。

 本校生の皆さん、臨時休業は延長されていますが、それぞれが家庭で規則正しい生活を送り、学びを止めないでください。先生方は、皆さん方とのつながりを絶やさないために、google等の各種ツールについて各自研究を深めて、4月22日(水)には校内研修会も実施しました。本校において、学習支援のためのオンライン環境は日々整備が進められていますし、来週以降は、定期的な「登校日」も設定されます。

 学校は準備を整えて、皆さん方が登校してくるのを心待ちにしています。平常を取り戻すまで、もうしばらくみんなで頑張りましょう!

「部活動紹介」が行われました。

 4月9日(木)、毎年恒例の「部活動紹介」が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため1年生のみの参加とし、各部の紹介も人数やパフォーマンス等を制限しながらの実施となりましたが、3年生を中心に各部とも工夫を凝らした紹介をしてくれました。

 まずは、生徒会長の鶴槇優馬君(3の1)があいさつしました。

 トップバッターは、JRC委員会でした。

 続いて、今年度から書道部・茶道部・料理部・文芸部の4つの部が統合された「総合文化部」です。

 美術部は、恒例の巨大なポートレートを携えての紹介でした。

 演劇部は、舞台で使用する衣装を披露しながらの紹介を行いました。

 バドミントン部は男子も女子も、ステージ上でネットを挟んでのラリーを披露しました。 

 バレーボール部女子も、ネットを挟んでのパス交換を披露しました。

 ソフトボール部は例年、観客の目の前でのトスバッティングやパフォーマンスで部紹介を大いに盛り上げていましたが、今年度は、部長の平野百々花さん(3の4)が紹介を行いました。

 弓道部は、ステージ上で風船に向けて矢を放ち、風船が割れたときには大きな拍手が起こりました。

 ソフトテニス部は、ネットを挟んでのラリーを披露しました。

 剣道部は、例年ステージ上でのユーモア溢れたパフォーマンスで会場を沸かせていましたが、今年度は、部長の小坂航兵君(3の5)が紹介を行いました。

 陸上競技部は、1年生女子に身長を尋ね、同じ高さに設定したバーを「走り高跳び」で飛び越えるというパフォーマンスを披露しました。見事クリアーしたときには、会場から大きな拍手が起こりました。

 サッカー部は、ステージ上でリフティングを披露しました。

 例年、迫力ある演奏を披露していた吹奏楽部は、映像を制作して、日頃の活動を紹介しました。

 卓球部は、試合用のユニフォームに身を包んで紹介を行いました。

 バスケットボール部は、男子部長の菊地真大君(3の3)と女子部長の染谷かのんさん(3の4)がそれぞれ、紹介を行いました。

 野球部は、部長の本柳謙志郎君(3の2)が、巧みな話術と映像を駆使して紹介を行いました・・・(笑)

 各部とも、制限された条件の下でも、日頃の活動の様子が分かる映像を制作するなどの工夫をしながら効果的な紹介を行い、自分たちの部活動を1年生へアピールしていました。本校生の適応力に、感心させられました。3年生・2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 1年生の皆さんは、部紹介の後、4月14日(火)の部編成でそれぞれ希望する部への入部手続きを行ったと思いますが、翌週の4月21日(火)から、緊急事態宣言発令のため一斉臨時休業となってしまいました。その後、臨時休業が延長となり、現在もまだ臨時休業が続いています。本校に入学したばかりの1年生はもちろんのこと、2年生も3年生も、早く正常な高校生活を再開したいと焦り、不安な気持ちでいると思います。しかし、今は我慢の時です。それぞれが、自分の力を蓄える時です。私たちは、今みんなで協力して我慢すれば、いずれ必ず、これまで通りの日常を取り戻すことができます。今は、弛まず腐らず怠らず、一人ひとりが家庭で規則正しい生活を送り、不要不急の外出を避けながら、課題等にしっかりと取り組んでください。先生方はオンラインで、あるいは登校日に、皆さん方一人ひとりとしっかりとつながり、皆さん方を精一杯支援していきます。

 3年生の皆さんについては、今年度の福島県高等学校体育大会等が中止となり、部活動におけるこれまでの大きな目標を失い、落胆と失意の気持ちが強いと思います。しかしながら、皆さん方がこれまで部活動で積み重ねてきた努力や鍛錬が、無駄になるようなことは決してありません。皆さん方はこれまでも、努力することの大切さや困難に打ち勝つ強い気持ちなど、部活動から多くのことを学んできたはずです。これからはそれらを是非、自らの進路希望実現に生かして欲しいと思います。高校時代の部活動によって鍛えた強い心と体は、皆さん方の貴重な財産であり、これから先の人生においても、必ずや皆さん方を支えてくれます。下を向かずに、逆境を力に変えて、自らの将来をしっかりと見据えて、前を向いて歩んで行ってください。3年生の皆さんが、これからの高校生活の様々な場面で活躍し、充実した日々を過ごしてくれることを期待しています。