2020年9月の記事一覧

頑張れ、陸上競技部!(その2)

 今年度初めて、本校の正門に看板が立ちました。

 これは、9月12日(土)~13日(日)の2日間、郡山市の開成山陸上競技場で行われた「第60回福島県高等学校新人体育大会陸上競技」において、本校陸上競技部が大活躍してくれた成果です。

 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大によりインターハイ等の各種大会が軒並み中止となってしまったため、例年と違って、正門付近の眺めが大分寂しくなっていました。

 本校陸上競技部は、女子400㍍ハードルで吉田桃子さん(1の4)が優勝! 女子100㍍ハードルで塩田葉那さん(1の2)が第2位、女子ハンマー投げで渡部彩夏さん(2の1)が第2位、男子走高跳で森 光君(2の4)が第3位、女子400㍍ハードルで塩田さんが第3位という、素晴らしい成績を収めてくれました。おめでとうございます! 皆さん、大変良く頑張りました。

 顧問の中條雅彦先生、星 雄介先生、日頃のご指導、ありがとうございます。

 新人戦県大会で上位入賞を果たした4名の選手たちは、10月2日(金)から岩手県北上市で行われる「令和2年度第25回東北高等学校新人陸上競技選手権大会」に出場します。

 選手の皆さん、東北大会でも是非上位入賞を目指して、日頃のトレーニングの成果を最大限に発揮してください。応援しています。頑張れ、陸上競技部!

「球技大会」が行われました。

 9月9日(水)~10日(木)の2日間の日程で、クラス対抗の「校内球技大会」が実施されました。

 今年度は、熱中症予防のため実施時期を9月に変更し、また、全体での開会式と閉会式は放送で行い、各競技会場毎に換気と消毒等のコロナ対策を行いながらの実施となりました。

 競技種目は、例年通りの「バレーボール(男女混合)」、「男女バスケットボール」、「バドミントン(男女混合)」、「男女サッカー」の4種目でした。

 生徒たちは、各クラス毎にお揃いのオリジナルTシャツをデザインし、応援用のうちわなどを作製したりして、例年のようなカラフルで賑やかな球技大会となりました。

 そして、各競技とも優勝を目指して、大変熱のこもった懸命のプレーが繰り広げられました。

 今年度、学校再開後初めて、生徒たちにとっては久しぶりの生徒会行事となりました。

 校内の至る所に「笑顔」と「歓声」が溢れ、生徒たちは各競技で伸び伸びとプレーしたりクラスメイトを応援したりして、久しぶりの生徒会行事を心から楽しんでいる様子でした。生徒たちへは、何かと窮屈な思いをさせている今年度、彼らの満面の笑みと笑い声は、本当に感慨深いものがありました。

 女子サッカーは、PK戦にもつれ込む大熱戦もありました。

 その他の競技でも、学年を越えての大熱戦が展開されました。

 各クラス担任の先生方は、あちこちの会場を巡りながら、クラスの生徒たちと一緒に各競技の観戦と応援に大いに盛り上がっていました。

 総合成績は、1位が3年2組、2位が3年3組、3位が2年3組という結果でした。

 全校生の皆さん、そして先生方、2日間大変お疲れ様でした。久しぶりに、パワー全開の旭高生の姿に接することができました。とても楽しい球技大会でした。

「1学年ビブリオバトル」が行われました。

 9月8日(火)6・7校時、「1学年ビブリオバトル」のクラス代表発表が行われました。

 1年生たちは全員、夏休み中にそれぞれ好きな本を選んで原稿を作成し、夏休み明けに各クラス毎にビブリオバトルを行って、2名の代表者を選出しました。

 当日、合計8名の代表生徒たちは、5分間の持ち時間で「推し本」のアピールを堂々と行いました。それぞれに印象的であり、素晴らしいプレゼンテーションだったと思います。

 観戦の1年生たちも、みんな真剣に代表生徒たちの発表を聞いていました。

 5分間のプレゼンテーションの後は、2分間の質問タイムです。多くの生徒から鋭い質問が飛びましたが、代表生徒たちは落ち着いて、それぞれの質問に的確に対応していました。見ていて、とても感心させられました。

 代表生徒たちの発表が全て終わると、その場ですぐに挙手による投票が行われました。

 各クラスの委員長が、集計作業を行いました。

 投票の結果、村元聖羽さん(1の2)が優勝し、村元さんが紹介した『十角館の殺人』が「チャンプ本」となりました。おめでとうございます!

 代表生徒たちは、1学年主任の藤井信雄先生から表彰を受け、観戦者たちからの盛大な拍手により栄誉を称えられました。皆さん、よく頑張りました。お疲れ様でした。

 そして、進行を務めた国語科の菅原三佳先生の粋な計らいで、一番多く質問をした鈴木一真君(1の2)へも、観戦者たちから温かい拍手が贈られました。

 代表生徒の皆さん、素晴らしいプレゼンテーションと質疑応答を、ありがとうございました。観戦の皆さんの発表を聴く態度もたくさん出された質問もとても立派であり、大変有意義なビブリオバトルとなりました。

「SDGs 2020 研修会⑧」が実施されました。

 8月31日(月)、"SDGs2020" 第8回目の校内研修会が行われました。

 今回の研修会は、「旭の&白河の後輩のために一肌脱ぎます!」というタイトルで、SDGsにおける4番目の目標「質の高い教育をみんなに」と関連付けられていました。

 今回の研修会は、白河市内で「コミュニティ・カフェ EMANON」の運営等をされている「未来の準備室」理事の湯澤 魁さんを始めとして、「Shirakawa Week 実行委員会」の9名の大学生の皆さんのコーディネイトによるものでした。うち4名は、本校の卒業生でした。

 「Shirakawa Week 実行委員会」の大学生の皆さんは、「大学のない街、白河」で、大学生だからこそできる地域の課題解決に取り組んでいらっしゃいます。

 今回の研修会では、大学生の皆さんがご自分の体験から、大学と学部の選び方や大学生活等について、大変役に立つ情報を教えてくれました。

 受講した約40名の本校生たちは、大学生の皆さんの貴重なお話に真剣に聞き入っていました。進路についてあれこれ悩んでいる本校生にとっては、闇夜を照らす光となったはずです。

 ワークショップでは、大学生の皆さんのリードによりペアワーク等も行われ、受講者たちは大変楽しく参加していました。

 「Shirakawa Week 実行委員会」の大学生の皆さん、貴重なお話とワークショップをありがとうございました。本校生にとって今回の研修会は、自分自身の進路についてより深く考えるきっかけになったと思います。今後とも、後輩たちへのアドバイスを、よろしくお願いします。

頑張れ、サッカー部!

 8月29日(土)、郡山市の日大東北高校グラウンドにて、第99回全国高等学校サッカー選手権大会福島県大会一次大会2回戦、白河旭高校 VS 日大東北高校の試合が行われました。

 当日は、軽く30℃を超える真夏日であり、正午のキックオフ時には、グラウンドは暑さで過酷な状態となっていました。

 試合前半から、ホームの日大東北高校は攻勢を取り、数多くのチャンスを作り出しました。しかし、本校サッカー部は、ゴールキーパーの山本浩貴君(3の2)とキャプテンでセンターバックの大島健太郎君(3の4)を中心に、鉄壁のディフェンスで相手チームにゴールを許しませんでした。

 そして前半戦を、0対0で折り返しました。

 ハーフタイムに選手たちは、テントに入って強い日差しを避けながら、キャプテンの大島君を中心に互いの意思疎通を図り、守備や攻撃での修正点を話し合っていました。女子マネージャーたちは、水分の準備などベンチワークに追われていました。

 後半戦も、幾度かピンチを迎えましたが、ピッチ上の選手たちは気合の入ったディフェンスで得点を許しませんでした。そして虎視眈々と、反撃のチャンスを伺います。

 炎天下でのゲームのため、前後半それぞれに給水タイムが設けられ、選手たちは水分を補給しながら試合を戦いました。

 試合はとうとう、0対0のままで10分ハーフの延長戦に突入しました。後半戦から延長戦に掛けては、両軍ともに暑さと疲労で足が攣る選手が続出し、試合は壮絶な消耗戦・総力戦になりました。

 そして、0対0で迎えた延長後半、わがチームにビッグチャンスが訪れました。相手チームのファウルにより、相手ゴール前でのフリーキックを得たのです。キッカーは、背番号2、キャプテンの大島君です。試合の流れを左右する、重要な局面となりました。

 果たして・・・ 大島君の蹴ったボールは壁の上方を通過し、相手ゴールキーパーが必死で伸ばす手を擦り抜けて「スーッ」と直接、相手ゴールの右上隅に吸い込まれて行きました。1対0! 延長後半で、ついにゲームの均衡が破れたのです! ピッチ上では、大島君を中心に歓喜の輪ができました。

 その後もチームは、集中を切らさずに相手の最後の猛攻を寄せ付けず、本校サッカー部は、1対0のスコアで、日大東北高校を相手に見事勝利を収めました。

 シビアなゲームを最後まで戦いきり、劇的な勝利をもぎ取った選手たちの顔には、歓喜と安堵の表情が浮かんでいました。

 選手とマネージャーの皆さん、監督の鈴木和也先生、部長の渡邉憲博先生、一次大会通過、おめでとうございます! これは快挙です! 見事な勝利、そして素晴らしいベンチワークでした。保護者の皆様、多数の応援と日頃からのご支援、ありがとうございました。

 選手の皆さん、次はいよいよ、県内の強豪チームがしのぎを削る秋の二次大会です。しっかりと準備をして、チーム全員の力を結集して、是非勝利をつかんでください。応援しています!

学校の風景(その11)

 現在、北校舎1階事務室脇廊下に、美術の優秀作品群が展示されています。

 これは、1年生の美術選択生徒が授業で制作した風景画で、「平凡な風景」というタイトルが付けられています。担当の赤城修司先生のご指導により、スマホを活用しての風景画になりますので、ディテールが繊細なタッチで描かれています。是非、間近でご覧ください。

「定期演奏会」が行われました。

 8月23日(日)、白河文化交流館 コミネス 大ホールにおいて、本校吹奏楽部の第16回定期演奏会が行われました。当初は、例年通り6月上旬開催の予定でしたが、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため、日程を延期しての開催となりました。

 当日、入場者の案内・誘導、検温と消毒、プログラムの配布等は、野球部の3年生とマネージャー、生徒会の新旧役員たちが手伝ってくれました。当日は、保護者の方や地域の皆様など、約300名の方々のご来場がありました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 演奏会は、恒例の本校校歌の演奏で始まりました。第1部は、顧問の志賀悠亮先生の指揮により、「トイズ・パレード」と「斐伊川に流るるクシナダ姫の涙」の格調高い演奏でした。

 部長の金澤朱里さん(3の5)と実行委員長の矢吹優奈さん(3の2)より、挨拶がありました。部員たちと顧問の先生方が一丸となり、多くの困難を乗り越えての今回の定期演奏会の開催は、感慨ひとしおであったと思います。

 第2部は、「シング・シング・シング」など有名な楽曲を数多くフィーチャーし、演奏ありダンスありのカジュアルでとても楽しいステージでした。

 2年生8名によるダンスでは、表示が「消毒中」から「消毒済」に変わり、会場の笑いを誘っていました。

 3年生16名にとっては、今回の定期演奏会がほぼ半年ぶりの貴重な発表の機会であると同時に、3年間の部活動最後のステージとなりました。「いままでありがとうございました」というメッセージを掲げながら、心のこもった演奏を聴かせてくれました。

 その後も、部員たちの心のこもった迫力ある演奏が続きました。

 「男の勲章」では、1年生部員たちが学生服とセーラー服で漫画「今日から俺は」に出てくるような「ツッパリ」に扮して、会場を沸かせました。

 その後も、「宿命」「まちがいさがし」「嵐メドレー」など、親しみのある曲の演奏が続きました。

 フィナーレは、「ゴダイゴ」の名曲「銀河鉄道999」でした。

 アンコールは、「Y.M.C.A」のプラカードを掲げながら、これも西城秀樹さんの往年の名曲「ヤングマン」でした。

 こうして、約2時間にわたる定期演奏会は終演を迎えました。

 部員たちはエントランスに並んで、ご来場の皆様方に感謝の気持ちを込めて、お見送りをしました。ご来場いただいた皆様方、そして、ご協賛ご協力をいただいた皆様方、本当にありがとうございました。

 吹奏楽部の部員の皆さん、顧問の志賀悠亮先生、鑓水史子先生、素晴らしい定期演奏会をありがとうございました。大変お疲れ様でした。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大のため、今回の定期演奏会が、1年生部員の皆さんにとっては入学後初めてのステージ、そして3年生部員の皆さんにとっては、3年生になってからの最初で最後のステージとなってしまいました。しかし、演奏できる喜びと、日頃支えていただいている皆様への感謝の気持ちに満ち溢れた、印象に残る素晴らしい演奏会であったと思います。

 3年生部員の皆さん、3年間の部活動、本当にお疲れ様でした。1・2年生部員の皆さん、これからも、3年生たちが大切に守ってきた伝統をしっかりと引き継いで、また素晴らしい演奏を聴かせてください。楽しみにしています。

頑張れ、陸上競技部!

 8月18日(火)と22日(土)~23日(日)の期間、福島市のとうほうみんなのスタジアムにおいて、「福島県陸上競技選手権大会」が行われました。これは、今年度中止となったインターハイの代替大会として実施されたもので、高校生たちと一緒に大学生等の選手たちも出場する大会でした。

 本校陸上競技部は、今回の選手権大会で、6種目で入賞という大変素晴らしい成績を収めてくれました。

 まず、男子の部においては、齋藤優汰君(3の4)が14M67という記録で、「男子三段跳び」で第3位となりました。高校生だけでは、第1位という素晴らしい結果でした。齋藤君は、10月に行われる全国大会に出場します。また、齋藤君は、「男子走り幅跳び」では第7位(高校6位)となりました。

 森 光君(2の4)は、「男子棒高跳び」で第4位となりました。さらに森君は、「男子走り高跳び」でも第4位になりました。これは、高校では第2位という好成績でした。

 次に女子の部においては、吉田桃子さん(1の4)が「女子400Mハードル」で第3位(高校2位)、塩田葉那さん(1の2)が「女子100Mハードル」で第4位(高校3位)という素晴らしい結果を収めてくれました。

 陸上競技部の選手の皆さん、おめでとうございます! それぞれ、大変よく頑張りました。この後も、新人戦等次なる目標に向かって、顧問の中條雅彦先生と星 雄介先生のご指導の下、日頃の練習を積み重ねて、また良い結果につなげてください。期待しています!