校長ブログ

「からたち祭」が行われました。(その4)

 9月1日(日)は、「からたち祭」の「一般公開」の日でした。

 ポップコーンを象った校門の「アーチ」も、立派に完成しました。表側には「KARATACHI」という文字が入ってお客様を歓迎し、裏面には感謝の気持ちを込めて、「THANKS !」という文字が入っています。

「アーチ」は、美術部の深谷瑠那さん(2の4)のデザインによるもので、美術部の生徒たちが、顧問の赤城修司先生のご指導で数日掛かりで完成させた力作です。「アーチ」は、今回の「からたち祭」の大きなシンボルとなっていました。美術部の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 当日は、9時30分から「アーチ」の前で、「一般公開」のテープカットが行われました。

 今回の「からたち祭」では、本校の姉妹校である山梨県北杜市の北杜市立甲陵高校より、生徒会長の小坂彩花さん(2年)、同じく生徒会役員の落合香乃さん(2年)、中村 響君(1年)、安岡風馬君(1年)の4名の生徒が、引率の小池凌真先生とともに本校を訪れ、本校の生徒会役員たちと交流しました。

 テープカットの際は、生徒会長の小坂さんが、挨拶をしてくれました。小坂さんは、校門の「アーチ」のクォリティーの高さに驚いたと言っていました。

 続いて、実行委員長の相山君が挨拶をし、その後、生徒会長・生徒会副会長・からたち祭実行委員長・からたち祭実行副委員長・甲陵高校生徒会長・PTA会長・稚松会(本校同窓会)会長らによって、テープカットが行われました。

 直後、入場を待ち兼ねていたお客様方が大勢、校内へ入って来られました。準備したパンフレット等が午前中で足りなくなり、すぐに補充したそうですので、「一般公開」当日は、およそ1,500名のお客様が来校されたと思われます。多数のご来場、ありがとうございました。

 料理部は、顧問の鈴木伸子先生のご指導の下、「花より男子 ~男子はいないけど、団子はあります~」というテーマで「おしるこ」を調理して100円で販売しましたが、大変美味であり、あっという間に完売となりました。

 茶道部は、日頃ご指導いただいている本校同窓生の大槻美代子先生のご指導の下、情操室に「茶の間カフェ」を開店し、午前中2回の「お点前」を行いましたが、これも、行列が出来ていました。

 JRC委員会は、「赤十字展示会 ~世界を知ろう、触れよう、考えよう~」というテーマで、日頃のボランティア活動の記録等を展示しながら、コーヒーなどの美味しい飲み物を振る舞い、お客様には「折り紙」をしていただいて和んでもらいました。こちらも、たくさんのお客様で賑わっていました。

 3年5組は、「Asahi in Wonderland」というテーマで、「アトラクション」を自分たちの手で製作し、お客様に乗っていただいて人力で回すという企画でした。生徒たちの、工夫と苦労が窺えました。

 いずれのクラスも、趣向を凝らした「クラス展示」を行い、お客様方で大変賑わっていました。直前までの、必死の準備が報われましたね!

 3年3組は、「銀河迷路 ~Galaxy Labylinth~」というテーマで、教室内を暗くしてパネルで迷路を作り上げ、これも、多くのお客様が押し寄せていました。

 これは、3年1組、「見て!食べて!君の頭をクールダウン☆」です。

  3年2組は、お化け屋敷とジェットコースターを組み合わせた、「お化けジェット」です。こちらも大人気で、長い行列が出来ていました。

  図書委員会は図書館で、「ブックカフェなのに本ねぇーじゃん!?!?」というテーマで「ブックカフェ」と展示を行っていました。こちらは落ち着いた雰囲気で、小さいお子さんも多く来場し、ちょっと一休みという感じでした。

  第1体育館では、10時から15時まで、「有志発表」が行われました。内容は、歌・ダンス・フラダンス・漫才と盛り沢山で、こちらにも多くのお客様が訪れていました。

 前庭には、備長炭を使用した本格「焼き鳥」や「かき氷」などの飲食物の出店が立ち並び、どの出店も大人気で、お昼時には長い行列が出来ていました。  

  校内はどこも、多くのお客様で大変な賑わいでした。

「からたち祭」が行われました。(その3)

 3年1組は、様々な時代の仮装で、「Generations」でした。

 3年2組は、バイオハザードのキャラクターの仮装で、「バイオハザード」です。

 3年3組のテーマは、「Back to HEISEI」で、黒ギャル風の仮装でした。もちろん、"Nancy"こと担任の髙田尚子先生の姿も見えます。

 3年4組は、ホラー映画に出てくるキャラクターの仮装で、「ホラー映画シリーズ」でした。担任の安藤知美先生の、大変若々しいお姿が、印象的でした。

 3年5組は、ディズニーの仮装で、「夢の国に休暇をもらってきました」でした。担任の佐久間裕之先生も、着ぐるみに身を包んで頑張っています・・・(笑)

 その後「仮装行列」は、各クラス毎に「アーチ」の前で記念撮影を行い、毛利教頭先生を先頭に、白河の街へと繰り出して行きました。

 婦警さん、登場・・・? パトロール、よろしく!

 「仮装行列」は、白河の街中を一周し、予定よりも早く、約1時間程で学校へ戻って来ました。皆さん、お疲れ様でした!

 「黒ギャル」たちは、記念撮影に大人気でした・・・(笑)

 

 さて、明日はいよいよ「一般公開」です。今日もこれから、準備頑張りましょう!

「からたち祭」が行われました。(その2)

 8月31日(土)は、3年に一度の公開文化祭「からたち祭」の1日目、「仮装行列」の日でした。

 雨も心配されましたが、当日は、暑いくらいの良い天気となりました。出発前に、校庭に全校生が勢揃いし、「出発式」が行われました。

 まず始めに、からたち祭実行委員長である相山琉磨君(3の3)が仮装の姿で、指揮台の上から元気よく気勢を上げました。そして、校庭から「打ち上げ花火」が打ち上げられ、「仮装行列」に向けて、徐々にボルテージが上がって行きました。

 生徒会役員たちは、夏祭りを意識した法被と浴衣の仮装で、「仮装行列」を盛り上げてくれました。

  

 その後、各クラスの生徒たちは指揮台の前に整列し、仮装をアピールしてみんなで掛け声を掛けて、「仮装行列」のスタート地点である「アーチ」へと移動して行きました。

 1年1組は、「美少女戦士セーラームーン」の仮装でした。

 1年2組は、ミイラやゾンビの仮装、「モンスターズ」でした。

  1年3組のテーマは、「ペンギン村小学校1-3」で、"Dr. Slump"のアラレちゃんの仮装でした。おや、担任の星 雄介先生の姿も見えますね。

  1年4組は、ポリスと囚人に分かれての仮装で、「ポリスと囚人」でした。担任の小澤恵子先生が、とても楽しそうです・・・(笑)

 2年1組のタイトルは、「つっぱる吉田組!」で、"今日から俺は!"に出てくるキャラクターの仮装です。吉田組とは、もちろん担任の吉田正和先生のことです。

 2年2組は、ミニオンをモチーフにした仮装で、テーマが、「西の国から大脱走!!」です。

 2年3組は、プーさんやチャッキー等の仮装で、「とびだせ! おもちゃの箱」でした。

 2年4組は、ホラーっぽいディズニーの仮装で、「ディズニー全員集合!!」です。

 2年5組のテーマは、「笑ってくれなきゃイタズラしちゃうぞ!」で、ホラー映画を主とした仮装でした。

「からたち祭」が行われました。(その1)

 8月31日(土)~9月1日(日)の2日間の日程で、本校で3年に一度の公開文化祭「からたち祭」が行われました。前日の8月30日(金)には、体育館で、「開祭式」が行われました。

 「開祭式」では、まず始めに、からたち祭実行委員長の相山琉磨君(3の3)により開祭宣言がなされ、直後、吹奏楽部によりオープニングファンファーレが演奏されました。

 続いて、生徒会長の鶴槇優馬君(2の1)からのあいさつがあり、その後、各クラスの代表者がステージに登壇し、それぞれ、自分のクラスのクラス展示をPRしました。

 3年生たちは、いつもながら(?)ユーモアたっぷりに、パフォーマンスを交えてクラス展示の紹介をしていました。

 モノマネしながらのクラス展示の紹介で、生徒たちは爆笑し、掴みはOKというところでしょうか・・・(笑)

 続いて、各部・各委員会の代表者が登壇し、自分たちの展示や発表の内容について紹介しました。

 JRC委員会の代表として登壇した菊地海斗君(3の4)は、野球部のキャプテンでもあり、冒頭、夏の県大会ベスト8での全校応援について、生徒たちへお礼の言葉を述べました。すると生徒たちからは、温かい拍手が湧き上がりました。同じ旭高生としての、生徒たちの強い絆が感じられ、心温まる一場面でした。

 「開祭式」の後、生徒たちはそれぞれ、クラス展示や仮装行列等の準備の総仕上げにかかりました。この日は夜遅くまで、生徒たちは準備に奮闘していました。当日が楽しみです!

「からたち祭」にご来場ください!

 今週末、8月31日(土)と9月1日(日)の2日間の日程で、本校で3年に一度の公開文化祭「からたち祭」が開催されます。

 今回の「からたち祭」のテーマは、『常笑』です。「笑顔」には、大きな力があります。本校では、生徒たちはいつも「笑顔」で、日々、学習や部活動等に全力で取り組み、光り輝く姿を見せています。今回の「からたち祭」では、そんな本校生たちの姿を、ご覧いただければと思います。

 今回の「からたち祭」のポスターデザインは、美術部の矢内彩裕さん(2の4)によるものです。矢内さんは、今年の「2019さが総文」の美術・工芸部門にデザイン「食彩」を出品し、本県の代表として、8月に佐賀県で開催された「2019さが総文」に参加して来ました。

 「からたち祭」の1日目、8月31日(土)は、「仮装行列」の日になります。「仮装行列」は、午前10時頃に本校を出発し、約1時間半で、本校~桜町~本町~白河駅前~白河中央中前~ツタヤ前~本校というルートを巡って、また本校へ戻ってきます。

 2日目の9月1日(日)は、午前9時50分から午後3時30分までの日程で、「一般公開」となります。申し訳ありませんが、「駐車場」はございませんので、公共交通機関等をご利用いただければと思います。また、「上履き」をご持参ください

 現在、皆様をお迎えする「正門のアーチ」を始めとして、各クラス等が急ピッチで準備を進めております。当日生徒たちは、最高の「笑顔」で皆様方をお迎えいたしますので、皆様、どうか奮ってご来場ください!

「記念楯」を寄贈していただきました。

 先日、大変ありがたい品物を、学校へ寄贈していただきました。

 本校野球部は、今年の夏の福島県大会で、創部以来初、そして本校創立以来初となる、「ベスト8進出」という大変素晴らしい成績を残してくれましたが、それを記念した「楯」です。

 このアクリル製の立派な「楯」は、西郷村の「(株)ふじ印刷」さんがご好意で制作してくれたものです。

 「記念楯」には、大善戦の後、惜しくも延長10回裏に5対6で敗れた準々決勝の東日本昌平高校戦直後、いわきグリーンスタジアム前で撮影した選手たちの写真とともに、部員・女子マネージャー・顧問の先生方の名前も印刷されています。

 

 

 そして裏面には、今回の「ベスト8」に至るまでの「戦いの記録」も刷り込まれています。

 「記念楯」の表面、右上には本校の校章がプリントされているのですが、驚いたことに、裏面の左上には、「女子校時代の校章」もプリントされていました。

 「(株)ふじ印刷」さんのご配慮と丁寧なお仕事ぶりに、大変感激いたしました。

 「(株)ふじ印刷」さん、この度は、素晴らしい「記念盾」をご寄贈いただき、本当にありがとうございました。大切に、校長室に飾らせていただきます。ご覧になりたい方は、いつでも気軽に、校長室へお越しください。

「体験入学」が実施されました。

 7月31日(水)、本校の「体験入学」が実施されました。当日は、朝から大変暑い中、中学生の皆さんと保護者の方など、約650名の方々にご参加いただきました。皆様、ありがとうございました。

 進行は、本校生徒会の新役員たちが行ってくれました。生徒会役員の皆さん、ご苦労様でした。

 スライドショーによる「白河旭高校の日々」の紹介の後、「白河旭高校に入学して」と題して、今年度の入学生4名へのインタビューがありました。代表生徒たちは、本校へ入学しての感想等を大変正直に分かりやすく説明してくれ、中学生たちは、熱心に耳を傾けていました。 

 次に、「部活動紹介」が行われました。トップバッターの弓道部は、体育館前方で、実際に矢を射るパフォーマンスを披露してくれました。

 矢が放たれるまで、中学生たちは息を呑んで射手を見守っていましたが、見事矢が的に的中すると、会場からは大きな拍手が起こりました。

 続いて、バスケットボール部・剣道部・バレーボール部・ソフトボール部がそれぞれ、パフォーマンスを取り入れながら、日頃の自分たちの活動を紹介してくれました。

 剣道部は、今回も、BGMに合わせて大変ユーモラスな紹介を行い、会場からの笑いを誘っていました。防具の「胴」の部分には、ビニールテープで文字が貼り付けられ、5人が横一列に並ぶと、「マッテルヨ」というメッセージが出来上がりました。 

 今回のテーマソングは、ゴールデンボンバーの「女々しくて」とDA PUMPの「U.S.A.」の2曲でした。部員たちは、曲の調子に合わせて面を打ったり踊ったりして、大喝采を浴びていました。

 

 ソフトボール部は、プレーの基本であるキャッチボールの練習として、中学生たちへお菓子等を振る舞い、会場は大いに盛り上がりました。

 「部活動紹介」のトリを飾ったのは、吹奏楽部の迫力ある演奏でした。

 全体会の後、中学生たちは、事前に申込みをした「体験授業」に参加したり、実際の部活動を見学したりしました。

 本校生たちは、中学生たちからの熱い視線を受けて、部活動にはいつも以上に熱が入ったようでした。

 

  さて、中学生の皆さん、本校の「体験入学」はいかがだったでしょうか・・・? 本校生たちの、日頃の生き生きした様子を、肌で感じていただけたものと思います。今回の「体験入学」が、皆さん方の進路選択の良い機会となったことを願います。

 本校生の皆さん、係の先生方、大変お疲れ様でした。

頑張れ、陸上競技部!

 現在、"響かせろ 我らの魂 南の空へ、感動は無限大 南部九州総体 2019"というタイトルで、「インターハイ全国大会」が、南部九州を中心に開催されています。

 本校からは、大倉一輝君(3の2)と齋藤優汰君(2の4)の2名が、沖縄県で行われる陸上競技に出場します。5月に行われた福島県大会で、大倉君は「棒高跳」で4m50という記録で第2位になり、齋藤君は「三段跳」で14m52という記録で優勝しました。そして両名は、6月に秋田県で行われた「インターハイ東北大会」に出場してそれぞれが第2位となり、見事、「インターハイ全国大会」への出場権を獲得しました! 

  福島県大会はもちろんのこと、厳しい東北大会で第2位になり、全国大会へ出場するということは、並大抵のことではありません。ここまで来るには、大倉君も齋藤君も、日々の厳しい練習の積み重ねと多くの困難があったはずです。それらを乗り越えて、「インターハイ全国大会」へ出場する両名を誇りに思います。日頃から、熱心に指導していただいている、顧問の中條雅彦先生と星 雄介先生にも、感謝申し上げます。

 大倉君と齋藤君には、全国大会で己に打ち克って良い記録を出せるよう、平常心で、日頃の練習の成果を発揮してもらいたいと思います。お二人の健闘を祈ります! 

 「インターハイ東北大会」へは、陸上競技部から、全部で6名の選手が出場しました。福島県大会で、鈴木 光君(3の4)は「円盤投」で38m68で第2位、根本珠璃さん(3の1)は「女子七種競技」で3,868点で第2位、古川航聖君(1の4)は「走高跳」で1m94で優勝、森 光君(1の2)は「棒高跳」で 4m10で第4位と、それぞれが大変素晴らしい記録を残しての「インターハイ東北大会」出場でした。皆さん、よく頑張りました。素晴らしい!

 現在1・2年生は、暑さに負けずに、日々厳しいトレーニングを積み重ねていると思います。新人戦でも、良い記録を出せるよう、皆さんしっかり頑張ってください。応援しています! 

「2019さが総文」について

 本校生の皆さんは、「全国総文」を知っているでしょうか・・・?

 「全国総文」は、各都道府県持ち回りで、年に1回開催される「全国高等学校総合文化祭」のことで、文化部における「インターハイ全国大会」にあたるものと言うことができるでしょう。今年度で、第43回目を迎える「全国総文」は、「2019さが総文」と銘打って、ちょうど現在、佐賀県を舞台に開催されています。

 本校からは、福島県代表として、文芸部門に栁沼 涼君(2の5)、美術・工芸部門に矢内彩裕さん(2の4)の2名の生徒が、それぞれ、文芸部顧問の髙田尚子先生と美術部顧問の赤城修司先生とともに、現在「2019さが総文」に参加しています。

 

 文芸部門では、各都道府県の代表が一堂に会し、「文芸部誌」「散文」「詩」「短歌」「俳句」の五つの部門に分かれて、作品の鑑賞や創作活動について意見交流をするそうです。

 また、美術・工芸部門では、各都道府県から代表として推薦された「絵画、版画、彫刻、デザイン、工芸、映像」など約400点の作品が展示されるそうです。

 かつて福島県でも、東日本大震災直後の平成23年8月、震災後の様々な困難を乗り越えて「ふくしま総文」を開催し、全国的に大きな感動を呼び起こしたことが思い出されます。

 今回の「2019さが総文」で、栁沼君と矢内さんの両名が、多くの得難い体験をとおし、大いに刺激を受けて学校へ戻ってくることを期待しています。

頑張れ、野球部!(その5)

 7月25日(木)いわきグリーンスタジアムで、夏の高校野球福島県大会、準々決勝、白河旭高校 対 東日本昌平高校の試合が行われました。

 当日、本校では、大型バス10台をチャーターして、全校生徒・吹奏楽部・先生方がいわきグリーンスタジアムへ駆け付け、野球部1・2年生と野球部保護者会の皆様と合流し、総勢500名以上の大応援団を編成し、必勝を期しての応援を繰り広げました。

 本校野球部は、3回裏、第1シードの強豪昌平高校に、2点を先制される展開となりました。 

 しかし、本校の大応援団は、いつも通り、野球部の応援リーダー本柳謙志郎君(2年)の気合い溢れるリードに従い、必死の応援を続けました。

 

  野球部のマネージャーたちは、忙しい中、応援コールを記したボードを制作し、野球部の1・2年生たちと協力して、大応援団による応援をリードしてくれました。 

  吹奏楽部の生徒たちも、炎天下タオルを被りながら、野球部1・2年生たちと連動して迫力ある演奏を続け、グラウンドの選手たちに勇気を与えてくれました。吹奏楽部とのコラボ応援は、前回の相馬高校戦から2回目になりますので、両者はさらに連携を強化し、息の合った応援を行ってくれました。

 大応援団による応援に後押しされた選手たちは、グラウンドで攻守に躍動し、6回表に昌平高校から一挙4点をもぎ取って逆転し、一時は、2点をリードする展開となりました。

  3塁側スタンドには大歓声が沸き上がり、大応援団は狂喜乱舞しました。

 

 しかしながら、相手はさすが第1シード昌平高校、じわりじわりと追い上げてきます。

 そんな時こそ、「チーム旭」の本領発揮です。背番号11、伝令の菊地 仁選手(3年)が、すかさずマウンドへ走ります。そして笑顔で、選手たちへ監督からの指示を伝え、明るく選手たちを鼓舞します。すると選手たちは、息を吹き返してみんなが笑顔になり、互いに声を掛け合ってポジションへ戻ります。

 息が詰まりそうな、緊迫したゲームが続きました。相手の昌平高校も、生徒たちが必死の応援を続けます。

 試合は大接戦となり、9回でも勝負は決せず、5対5の同点でとうとう延長戦へと突入しました。

 

 

 そして、10回裏ツーアウトの場面、昌平高校 佐藤 凱選手(3年)のセンター前ヒットにより2塁から逆転のランナーが本塁生還し、本校野球部の快進撃は、とうとう終焉の時を迎えました。

 しかし、選手たちはみんな笑顔で、全力を出し尽くした充実感で満ち溢れていました。第1シード東日本昌平高校を、ここまで追い詰めた本校ナインたちの大健闘に、スタンドからは惜しみない拍手がいつまでも続きました。

 春季大会では、10年ぶり2回目の県大会出場、そして夏の大会では、平成9年の創部から22年、初めてのベスト8進出。創立105年目を迎える白河旭高校の、新たな歴史を作ってくれました。

 チームは、試合でどんな展開になろうとも、いつも笑顔で互いを励まし合い、真剣勝負を楽しみワクワクしながらプレーをしていました。しかし、ここまで来るには、学校から約5㎞離れ、自転車では約30分かかる「白河日東工器」さんのグラウンドをお借りしての、部員たちの普段からの絶え間ない努力の積み重ねがありました。今では名手となったある選手は、「昔は下手だったけど、練習を積み重ねてここまで上達しました」、と語ってくれました。

 チームは、キャプテンの菊地海斗選手(3年)を中心として、本当に仲の良い、素晴らしいチームでした。この夏の大会、闘志に満ち溢れた5試合でした。私たちは、魂を揺さぶられました。選手の皆さん、感動をありがとう! そして、お疲れ様でした。監督の増子賢俊先生、部長の安齋 悟先生、コーチの星 雅博先生、これまでのご指導、ありがとうございました。

 選手たちを常にサポートしてくれた、鈴石玲奈さん(3年)と武藤 凜さん(3年)らの女子マネージャー、毎試合気持ちの入った応援をしてくれた1・2年生部員たち、ありがとう! お疲れ様でした。

 そして、菊地会長さんのリーダーシップの下、鉄の結束で常に部員たちを陰から支え、毎試合パワフルな応援と行き届いたご支援をしていただいた野球部保護者会の皆様、本当にありがとうございました。皆様方の支えがあったからこそ、選手たちはここまでやってこれたのだと思います。

 吹奏楽部の部員の皆さんにも、感謝したいと思います。今週末に吹奏楽コンクールを控えながらも、暑い中2試合も懸命な演奏をしてくれました。ありがとうございました。

 古川直文会長さんを始めとして、本校PTAの皆様方、渡辺美恵子会長さん・三森美智子副会長さん・清水則子副会長さんを始めとして、本校同窓会稚松会(ちしょうかい)の皆様方、そして、応援とご支援をいただいた全ての皆様方に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 全校生徒の皆さんにも、感謝したいと思います。2試合、スタジアムに駆け付けてくれて、整然とまとまって、気持ちの入った応援をしてくれました。皆さん方の愛校心に感動しました。これぞ、白河旭高校です! ありがとうございました!

  そして、当日は朝早い集合時間にもかかわらず、保護者の皆様は文句の一つも言わずに、自家用車で生徒たちを送迎してくれました。感謝の言葉もありません。本当に、ありがとうございました。頑張った選手たちと、保護者の皆様方を始めとして応援してくださった全ての皆様方とで、みんなの力で勝ち取ったベスト8であると思います。こんなにうれしいことはありません。

 皆様、本当にありがとうございました!