校長ブログ

学校の風景(その4)

 現在、本校の図書館では、「クリスマス特別企画」を開催しています。

 図書館から借りている本や、これから借りる予定の本について、「おすすめポイント」をカードに記入して学校司書の太田千恵子先生へ渡すと、お菓子がもらえるという企画です。

 当初は、先着15名の予定だったそうですが、好評につき、数名分を追加したそうです。本校生の皆さんは、是非カードを記入して、お菓子をもらってください・・・(笑)

 また、現在図書館では、図書委員の生徒たちが選んだくれた「クリスマス関連の本」も展示しています。チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」のような古典から、宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」のような最新作まで、幅広い時代とジャンルの本が展示されています。是非、眺めてみてください。

 また、今年度の「高校生によるビブリオバトル福島県大会地区予選会」で決勝に残った書籍も展示されています。これらについても、是非とも眺めてみてください。

街角の風景

 昨日夕方、JR白河駅付近を通り掛かると、駅周辺の街路樹にイルミネーションがされていて、とてもきれいでした。下の写真は、市立図書館前の風景です。

 そして、駅前の「イベント広場」には、各学校や各団体等の皆さんが作製した「ペットボトル製のクリスマスツリー」に灯りがともされ、これもまた、とてもきれいな光景でした。

 後方には、JR白河駅ホームの照明も見えて、「クリスマスツリー」と共に素敵な光景となっていました。

 本校の「クリスマスツリー」を探してみると、、、 あった、あった、ありました! カラフルで、とてもきれいに仕上がっています。

 ちょうど隣には、お隣の「白河高校」さんのツリーもありました。

 「白河商工会議所青年部」さん作製のツリーは、群を抜いて一際巨大なものでした。

 本校生の皆さんも、受験勉強や部活等で忙しいと思いますが、気分転換に、展示されているうちに是非とも「イベント広場」を訪れてみてください。エコで手作りの「クリスマスツリー」を見ていると、何だかとても癒されますよ!

本校生の活躍(その2)

 10月17日(木)~18日(金)の日程で、郡山市の開成山弓道場にて、令和元年度福島県高等学校新人体育大会弓道競技が行われましたが、本校の弓道部は、女子団体で第2位になりました。おめでとうございます! 顧問の吉田正和先生と佐久間裕之先生のご指導の下、部員の皆さんが日頃から、練習に励んできた成果だと思います。

 そして、女子個人では、関根里沙さん(2の1)が、見事、優勝しました! おめでとうございます! 関根さんは、11月22日(金)~23日(土)に宮城県で開催された、第38回東北高等学校弓道選抜大会に出場しました。

 東北大会で、関根さんは、女子個人で第2位に輝き、「技能優秀賞」も受賞しました。おめでとうございます! 良く頑張りました!

 「技能優秀賞」は、東北大会に出場した全選手中、男女各1名のみが受賞できた、大変価値のある賞です。これは、素晴らしい快挙です!

 関根さんは、7月31日(水)に本校で実施した「体験入学」の際の「部活動紹介」でも、大勢の中学生たちの前で弓道のデモンストレーションを行って射手を務め、そのメンタルの強さには以前から定評がありました。

 関根さんは、12月末に群馬県で開催される、第38回全国高等学校弓道選抜大会に出場します。全国大会では、「心・技・体」をさらに充実させて、是非とも競技を楽しんできて欲しいと思います。全国大会での、関根さんの健闘を祈ります!

「防災避難訓練」が実施されました。

 11月7日(木)7校時目、「後期防災避難訓練」が実施されました。今回は、地震発生を想定して、全校生が第一体育館へ避難し、その所要時間を計測しました。

 その後、「JRC委員会」の生徒たちがステージに登壇し、「身近な物品を活用した防災用品」について講義をしてくれました。

 「JRC委員会」の生徒たちは、いくつかの班に分かれて、私たちの身の回りにある新聞・段ボール・ペットボトル等を災害時に防災用品として活用する様々な方法について、デモンストレーションを行ってくれました。「JRC委員会」の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 最後に、「消火器」の実際の使い方を、菊地海斗君(3の4)と鈴木 光君(3の4)の2名がステージ上で実演してくれて、「防災避難訓練」は終了しました。

 10月の台風19号では、県内各地で、想定外の大きな被害が出ました。私たちは今後、自然災害についての考え方を改め、居住する地区のハザードマップや避難所の場所を確認したり、防災用品をまとめておいたりなどして、日頃から、自然災害の発生に備えておかなければなりません。

 本校生の皆さんも、日頃から、防災に関する意識を高めて欲しいと思います。

本校生の活躍(その1)

 11月15日(金)、宮城県仙台市で、「第67回東北六県高等学校英語弁論大会」が開催されましたが、本校から、菅野美桜さん(1の4)が出場しました。

 菅野さんは、ALTのMichelle Kruger先生や英語科の小澤恵子先生らのご指導を受け、9月12日(木)にいわき市で開催された「第71回福島県高等学校英語弁論大会」では、第2部(海外在住経験あり)で第1位を獲得しました! おめでとうございます!

 菅野さんのスピーチは、"Crying won't change anything"というタイトルで、菅野さんがアメリカ在住時、言葉の壁など様々な困難を、前を向くことで乗り越えた経験について書いたものです。

 菅野さんを始め本校生の皆さんには、日頃から自らの英語力に磨きを掛け、スピーチコンテストや資格試験等に積極的に挑戦して欲しいと思います。

 

"HIPPY"さんが来校されました!

 今月11日(月)、2年生の修学旅行初日の夜、広島の宿で熱いライブをしていただいたミュージシャンの"HIPPY"さんが、全国ツアーの合間を縫って本校に来校されました!

 "HIPPY"さんは、キーボードの"サッチャン"とマネージャーさんの三人で、ワンボックス車に機材等を全て積み込み、全国を巡っているそうです。昨日は、宮城県石巻市でのイベントに参加し、二日後のいわき市でのイベントを控え、いったん東京へ戻る途中に、わざわざ本校に寄ってくれました。

 修学旅行でのライブを満喫した2年生たちが多数、"HIPPY"さんたちを迎えてくれました。

 ライブ時にも話してくれたのですが、"HIPPY"さんは高校時代野球部に所属していたそうで、2年生の野球部員たちが代わる代わる、"HIPPY"さんとキャッチボールをしてもらいました。

 「俺、プロ野球選手じゃないんだけど・・・」と笑いながらも、"HIPPY"さんはうれしそうでした。

 2学年修学旅行担当のシェルパ愛子先生が、2学年各クラスに声を掛けてくれて作成した各クラス毎の「寄せ書き」を、"HIPPY"さんへ手渡しました。

 心のこもった「寄せ書き」をもらい、"HIPPY"さんはとても喜んでくれました。

 最後に、みんなで記念撮影をしました。

 "HIPPY"さん、お忙しいところわざわざ本校に立ち寄っていただき、ありがとうございました。全国ツアーの成功を、祈っております。中国地方の広島と東北の福島、距離は大分ありますが、心がつながっていれば、こうしてお会いできるわけですね。またいつの日か、お会いできるのを楽しみにしています。

 "HIPPY"さんに書いていただいた「色紙」は、校長室に飾ってありますので、いつでもご覧ください。

学校の風景(その3)

 今朝方、「食物準備室」を訪れてみると、廊下の棚の上に、下の写真のようなものが置いてありました。

 家庭科の鈴木伸子先生が置いてくれた、「からたちの実」です。指示どおりに、視線をまっすぐ先に向けてみると・・・

 「からたちの木」は、上の写真中央の背の高い木ではなく、、、その右側にある木です。寄ってみると、、、このような木です。

 下の写真は、逆光で少し分かりにくいのですが、「からたちの木」の周囲には、実際に「からたちの実」がいくつか落ちています。

 本校では、3年に一度の公開文化祭は「からたち祭」、毎年年度末に発行される生徒会誌のタイトルは「からたち」であり、本校にとって「からたちの木」は、シンボルツリーとでも言うべき「木」となっています。

 「からたち」は、ミカン科の落葉低木で、春、青葉に先立ち可憐な白い花を咲かせ、秋にはその実を黄色に熟させます。そして「からたち」には、下の写真のように鋭い「刺」があるため、かつては、外敵の侵入を防ぐ目的で「生垣」によく利用されたそうです。

 しかし、住宅事情の変化等によりその「刺」が敬遠され、また、生垣の手入れの問題でブロック塀に取って代わられ、1960年代頃から「からたち」の生垣は減少の一途を辿ったそうです。

 撮影日時は不明ですが、下の本校の航空写真を見てみると、当時はまだ「からたち」の生垣があったように見えます。

 やはり本校でも、昭和43年に「からたち」の生垣が取り払われ、現在はフェンスとなっています。しかし、「からたち」の生垣はなくなっても、生徒会誌に「からたち」の名前を残したのです。

 本校にはもう一本、「からたちの木」があります。それは、正面玄関脇の「乙女の像」の隣にあります。

 本校生の皆さん、本校の歴史などに思いを馳せながら、改めて、「からたちの実」、そして「からたちの木」を眺めてみてください。

演劇部が「最優秀賞」を受賞しました!

 10月26日(土)~27日(日)、白河文化交流館「コミネス」大ホールにおいて、第69回 福島県南高等学校 演劇コンクールが開催されましたが、本校演劇部が、「最優秀賞」を受賞しました! おめでとうございます! また、部員の筒井海南子さん(1の3)は、「演技賞」を獲得しました。おめでとう!

 演劇部の生徒たちは、顧問の齋藤美子先生と鶴巻章司先生のご指導の下、今回の演劇コンクールに向けて、一生懸命練習に励んでいました。10月21日(月)の放課後には、校内にポスターを掲示して観客を集めて、ゲネプロ(通し舞台稽古)も行いました。

 そのような、日々の努力の積み重ねが、「最優秀賞」という素晴らしい結果に結び付いたのだと思います。今回の演劇は、部員の「MEG*」さんによるオリジナル脚本で、「クラップ」というタイトルです。内容は、高校における部活動の存続など、現実の高校生たちにとってより身近なテーマを盛り込んだものです。

 今回の受賞について、部長の鈴木さくらさん(2の5)は、「最優秀賞が取れるとは思っていませんでした」と語ってくれましたが、これまでの部員の皆さんの努力と、顧問の先生方の熱意の表れであると思います。

 演劇コンクール県大会は、11月下旬、いわき市のいわき芸術文化交流館「アリオス」で行われます。演劇部の皆さん、今後もさらに練習を重ねて、県大会でも是非、良い結果を残せるよう頑張ってください! 応援しています!

 なお、今回の受賞を報じる新聞記事は、校長室前に掲示してありますので、ご覧ください。

「図書館」へ行ってみると・・・

 本日、本校の「図書館」へ行ってみると、「ハロウィーン・フェアー」を開催中でした。

 「エドワード・ゴーリー展」として、オリエンタルラジオの中田敦彦さんがYou Tubeで紹介した絵本作家、エドワード・ゴーリーの作品が展示されていました。

 学校司書の太田千恵子先生によれば、本日まで本を借りると「ハロウィーン」のお菓子がもらえるとのことでしたので、私も本を借りてお菓子をいただいて来ました・・・(笑)

 「ハロウィーン・フェアー」は本日までですが、「読書の秋」も大分深まってきました。

 本校「図書館」には、たくさんの良書がありますので、どんどん借りて本に親しみましょう!

「芸術鑑賞会」が行われました。

 10月29日(火)、本校の例年行事「芸術鑑賞会」が行われました。

 今年度は、「お笑い芸人」さん方をお招きして、全校生で「お笑い」を鑑賞しました。お招きした芸人さんは、『元気丸』さん、『流しのダイナシーズ』さん、そして、福島中央テレビの「ゴジてれChu !」や「ゴジてれSun !」などのテレビ番組と、テレビCM等でお馴染みの『母心』さんの3組でした。

 全体の進行は、『母心』さんが引き受けてくれました。登場された際は、テレビで慣れ親しんでいるお姿に、大きな歓声が沸きました。

 1発目は、「水戸竜司」さんと「北岡一成」さんのお二人による、『元気丸』さんのオンステージでした。建築現場等のネタで、作業服にゴム長を履いて体をフルに使っての芸に、生徒たちも手拍子で応えました。

 続いては、「けいじ」さんと「ルサンチマン浅川」さんのお二人、『流しのダイナシーズ』さんによるステージでした。「ルサンチマン浅川」さんは、本校の沿革等についてよく調べられていて、それをネタにされていました。芸人さん方の、ステージに上がる前の人知れぬ努力に、感心させられました。

 『流しのダイナシーズ』さんのステージでは、ツッコミ担当の「けいじ」さんが、ボケ担当の「ルサンチマン浅川」さんをツッコミ倒していました。そして「ルサンチマン浅川」さんは、客席まで降りて来て、生徒たちを巻き込んでの大熱演でした。

 そしてトリを務めたのは、現在、福島を拠点に活動をされている『母心』さんでした。着物にカツラの「オカン」さんは富山県高岡市のご出身、メガネの「関あつし」さんが茨城県水戸市のご出身ですが、福島へ来たばかりの頃、福島の方言に戸惑ったことなどをネタに、テンポの良い絶妙の掛け合い漫才を聞かせてくれました。

 その場の状況や生徒たちの反応などを見ながら、少々アドリブも織り交ぜられたのかなと思いましたが、その滑らかな喋りは圧巻であり、私たちはすっかり『母心』さんに魅了されながら、ステージに聞き入りました。

 3組の芸人さん方によるオンステージのあとは、生徒をステージに上げての「即興芝居」というサプライズが用意されていました。

 「芝居」にはやはり「演劇部」ということで、演劇部部長の千田歩実さん(3の1)と、やはり演劇部の吉田 竜君(3の1)がステージに上がりました。

 吉田君は、衣装を羽織っての「宮本武蔵」役で、素晴らしい演技を見せてくれました。お二人とも、さすが演劇部です・・・(笑)

 終演後は、生徒会副会長の小林万莉英さん(2の5)が、お礼のことばを述べました。その中で、小林さんが言っていたように、確かに、3組の芸人さん方はそれぞれに芸風が違っていて、それぞれに大変熱のこもったライブをしてくれました。おかげで私たちは、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 続いて、花束の贈呈です。3組を代表して、『母心』の「オカン」さんが花束を受け取りました。

 そして、「オカン」さんが謝辞を述べてくれました。いつも軽妙な話術で、視聴者を楽しませてくれる「オカン」さんらしく、さすがのごあいさつでした。

 最後に、文化委員の生徒たちと一緒に、記念撮影をしました。

 皆さんお忙しいところでしたが、お帰りの前に少しだけ校長室にお寄りいただいて、「色紙」を書いていただきました。衣装を脱いでも、皆さんとても礼儀正しく、素晴らしい方々でした。

 『元気丸』さん、『流しのダイナシーズ』さん、そして『母心』さん、本日はお忙しいところ、素晴らしいステージを本当にありがとうございました。私たちは、皆さんの今後のさらなる活躍を願い、これからも皆さんを応援します。

 ところで、あとで書いていただいた「色紙」を拝見すると、「オカン」さんによる筆字が、凄まじく達筆であることに気付きました。プロフィールを確認すると、「オカン」さんの特技の一つに、「心陽流書道」と書いてありました。なるほどと思い、感動しました。

 「オカン」さんの達筆にしばらく見とれていると、実はもう一つ、気が付いたことがありました。さて、それは・・・?

 「色紙」は、校長室に大事に飾ってありますので、いつでも見に来てください!