「部活動紹介」が行われました。

 4月9日(木)、毎年恒例の「部活動紹介」が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため1年生のみの参加とし、各部の紹介も人数やパフォーマンス等を制限しながらの実施となりましたが、3年生を中心に各部とも工夫を凝らした紹介をしてくれました。

 まずは、生徒会長の鶴槇優馬君(3の1)があいさつしました。

 トップバッターは、JRC委員会でした。

 続いて、今年度から書道部・茶道部・料理部・文芸部の4つの部が統合された「総合文化部」です。

 美術部は、恒例の巨大なポートレートを携えての紹介でした。

 演劇部は、舞台で使用する衣装を披露しながらの紹介を行いました。

 バドミントン部は男子も女子も、ステージ上でネットを挟んでのラリーを披露しました。 

 バレーボール部女子も、ネットを挟んでのパス交換を披露しました。

 ソフトボール部は例年、観客の目の前でのトスバッティングやパフォーマンスで部紹介を大いに盛り上げていましたが、今年度は、部長の平野百々花さん(3の4)が紹介を行いました。

 弓道部は、ステージ上で風船に向けて矢を放ち、風船が割れたときには大きな拍手が起こりました。

 ソフトテニス部は、ネットを挟んでのラリーを披露しました。

 剣道部は、例年ステージ上でのユーモア溢れたパフォーマンスで会場を沸かせていましたが、今年度は、部長の小坂航兵君(3の5)が紹介を行いました。

 陸上競技部は、1年生女子に身長を尋ね、同じ高さに設定したバーを「走り高跳び」で飛び越えるというパフォーマンスを披露しました。見事クリアーしたときには、会場から大きな拍手が起こりました。

 サッカー部は、ステージ上でリフティングを披露しました。

 例年、迫力ある演奏を披露していた吹奏楽部は、映像を制作して、日頃の活動を紹介しました。

 卓球部は、試合用のユニフォームに身を包んで紹介を行いました。

 バスケットボール部は、男子部長の菊地真大君(3の3)と女子部長の染谷かのんさん(3の4)がそれぞれ、紹介を行いました。

 野球部は、部長の本柳謙志郎君(3の2)が、巧みな話術と映像を駆使して紹介を行いました・・・(笑)

 各部とも、制限された条件の下でも、日頃の活動の様子が分かる映像を制作するなどの工夫をしながら効果的な紹介を行い、自分たちの部活動を1年生へアピールしていました。本校生の適応力に、感心させられました。3年生・2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 1年生の皆さんは、部紹介の後、4月14日(火)の部編成でそれぞれ希望する部への入部手続きを行ったと思いますが、翌週の4月21日(火)から、緊急事態宣言発令のため一斉臨時休業となってしまいました。その後、臨時休業が延長となり、現在もまだ臨時休業が続いています。本校に入学したばかりの1年生はもちろんのこと、2年生も3年生も、早く正常な高校生活を再開したいと焦り、不安な気持ちでいると思います。しかし、今は我慢の時です。それぞれが、自分の力を蓄える時です。私たちは、今みんなで協力して我慢すれば、いずれ必ず、これまで通りの日常を取り戻すことができます。今は、弛まず腐らず怠らず、一人ひとりが家庭で規則正しい生活を送り、不要不急の外出を避けながら、課題等にしっかりと取り組んでください。先生方はオンラインで、あるいは登校日に、皆さん方一人ひとりとしっかりとつながり、皆さん方を精一杯支援していきます。

 3年生の皆さんについては、今年度の福島県高等学校体育大会等が中止となり、部活動におけるこれまでの大きな目標を失い、落胆と失意の気持ちが強いと思います。しかしながら、皆さん方がこれまで部活動で積み重ねてきた努力や鍛錬が、無駄になるようなことは決してありません。皆さん方はこれまでも、努力することの大切さや困難に打ち勝つ強い気持ちなど、部活動から多くのことを学んできたはずです。これからはそれらを是非、自らの進路希望実現に生かして欲しいと思います。高校時代の部活動によって鍛えた強い心と体は、皆さん方の貴重な財産であり、これから先の人生においても、必ずや皆さん方を支えてくれます。下を向かずに、逆境を力に変えて、自らの将来をしっかりと見据えて、前を向いて歩んで行ってください。3年生の皆さんが、これからの高校生活の様々な場面で活躍し、充実した日々を過ごしてくれることを期待しています。