2021年7月の記事一覧

「選手壮行会③」が行われました。

 7月19日(月)、1学期終業式の前、今年度第3回目の「選手壮行会」が行われました。

 運動部や文化部の生徒の皆さんが、これまでの弛まぬ努力の成果として上位大会出場を果たし、3回目の「選手壮行会」を実施できることは、学校として大変喜ばしいことです。

 陸上競技部森 光君(3の4)塩田葉那さん(2の4)はそれぞれ、6月に岩手県北上市で行われた「第76回東北高等学校陸上競技大会」において、男子棒高跳びで6位女子400㍍ハードルで4位という優秀な成績を収め、7月末に福井県福井市で行われる「令和3年度全国高等学校総合体育大会」(全国インターハイ)への出場を決めました。

 また、100㍍ハードルと400㍍ハードル「東北大会」に出場した吉田桃子さん(2の2)は、塩田さんと一緒に「第48回東北総合体育大会」に出場します。

 「選手壮行会」では、代表して森君が、日頃からの部活動に傾ける情熱を込めて、力強く抱負を語ってくれました。

 次に、先日の「第74回福島県総合体育大会」で見事、優勝を果たしたソフトボール部からは、キャプテンでショートの海老原夏美選手(3の3)副キャプテンでキャッチャーの仁平初音選手(3の4)ピッチャーの矢口結海選手(3の4)ファーストの阿久津芽衣選手(3の2)4名国体選抜選手に選ばれ、「東北総体(ミニ国体)」に出場することになりました。

 4名を代表して、海老原選手が抱負を述べてくれました。

 吹奏楽部は、先日、白河市内の「コミネス」で行われた「第57回福島県吹奏楽コンクール県南支部大会」で見事「金賞」を受賞し、「県大会」への出場権を獲得しました。

 部長の鈴木彩音さん(3の4)が、部員たちを代表して、「県大会」へ向けての抱負を述べてくれました。

 最後に、朗読部門「第68回NHK杯全国高校放送コンテスト」への出場を果たした立石彩葉さん(1の1)が、挨拶しました。

 そして、全校生徒から選手たちへ、賞賛と激励の温かい拍手が贈られました。

 ちょうど現在、「東京2020オリンピック」が行われていて、連日、アスリートたちの活躍が報じられています。

 上位大会へ出場する生徒の皆さん、本番は「平常心」で、これまで培ってきた自分たちの力を、伸び伸びと思う存分発揮してください。上位大会での、生徒の皆さんの健闘を祈ります。

ソフトボール部、「県総体」で優勝!(その2)

 7月11日(日)、本校ソフトボール部は、「第74回福島県総合体育大会ソフトボール競技」決勝戦において、強豪 帝京安積高校と対戦しました。

 我がチームは、1回表に2点を先制し、幸先の良いスタートを切りました。

 ヒットを打ったキャプテンの海老原夏美選手(3の3)キャッチャーの仁平初音選手(3の4)も、塁上でベンチとスタンドからの大歓声に応えます。

 ピンチを迎えればいつものように、キャプテンでショートストップの海老原夏美選手(3の3)を中心に内野手がマウンドに集まり、互いに笑顔で励まし合います。決勝戦は、加藤光桜投手(1の3)が先発しました。

 我がチームは、4回裏に2点を返され同点に追いつかれましたが、その後、5三振を奪って好投する加藤光桜投手(1の3)を鉄壁の守備でバックが守り立て、それ以上の相手の反撃を許しませんでした。そしてチームは、最終回の7回表に、日頃の練習で培った機動力を生かしたダブルスチールから貴重な1点をもぎ取りました。

 そして7回裏、チームが一丸となって虎の子の1点を守り切り、ついに歓喜の時が訪れました。「3-2」の1点差で、強豪 帝京安積高校を破っての優勝です! 本校にとっては、実に22大会ぶり5度目の優勝となりました。

 選手たちは、抱き合って喜びを分かち合いました。

 スタンドの保護者の皆様も、抱き合って涙に暮れました。選手たちは、3年間にわたる保護者の皆様からの熱い応援と強力なサポートに対して、最高の恩返しをしてくれました。

 最後、きちんと整列して相手チームに敬意を表し、互いの健闘を称えます。

 相手チームとスタンドに挨拶をした後は、選手たちも感情を爆発させ、泣きながら互いの頑張りを称えました。

 これが最後の大会となる3年生の部員たちにとっては、最高のフィナーレとなりました。

 スタンドからは、最後の大会でついに頂点を極めた選手たちへ対して、賞賛と感謝の気持ちを込めた惜しみない拍手が贈られました。

 3年間、チームを支え続けていただいた保護者の皆様にとっても、感極まる最高の瞬間であったと思います。3年間にわたる、熱心な応援と強力なサポート、本当にありがとうございました。

 

 3年間、辛く厳しい練習にもよく耐え、最後の大会で選手たちは、宿願を果たしました。見事なゲームでした。

 グラウンドの選手とベンチの選手が気持ちを一つにして、チームが一丸となって達成した県大会優勝でした。

 表彰式では、これまで良くチームを統率してくれたキャプテンの海老原夏美選手(3の3)が、表彰状を受け取りました。 

  キャッチャーとしてピッチャーを支え、そしてチーム全体を盛り上げてくれた副キャプテンの仁平初音選手(3の4)には、優勝旗が手渡されました。 

  表彰式での、選手たちの雄姿です。

  背番号30番、監督の相場正伸先生が、ここまで本当に良く頑張ってくれた選手たちを見詰めます。

  チームは、歴代の先輩たち、学校の仲間や友人、そして家族の皆さんなど、多くの人々からの思いを引き継いで、一戦一戦を戦ってきました。

  監督の相場正伸先生、部長の鈴木秀之先生、これまでの熱心なご指導、本当にありがとうございました。

  ソフトボール部の部員の皆さん、本当によく頑張ってくれました。おめでとうございます! そして、ありがとうございます!

 新チームになっても、また新たな目標に向かって、日々のトレーニングに励んでください。応援しています!

ソフトボール部、「県総体」で優勝!(その1)

 7月10日(土)~11日(日)、相馬市の相馬光陽ソフトボール場で、「第74回福島県総合体育大会ソフトボール競技」が行われました。

 本校ソフトボール部は、10日(土)、1回戦は平商業高校に「7-0」の5回コールド、2回戦は相馬東高校に「14-0」の4回コールドと危なげなく無失点で勝ち進み、11日(日)、準決勝強敵 学法石川高校と対戦しました。

 試合は、本校ソフトボール部が1回表に先制しましたが、2回裏に逆転され、その後また突き放すという、息詰まるシーソーゲームの大熱戦となりました。

 3塁側スタンドには、保護者会の皆様やOGたちが大勢駆け付け、大応援団で熱い応援を繰り広げました。

 我がチームは、相手チームのチャンスになると選手たちがマウンドに集まり、キャプテンでショートストップの海老原夏美選手(3の3)を中心に、力投を続けるエースの矢口結海選手(3の4)を鼓舞しました。ピンチを迎えたときこそ、選手たちが笑顔で円陣を組み、互いを励まし合っている姿がとても印象的でした。

 タイムリーが出て走者が生還すれば、ベンチの選手全員で打者と走者を讃えます。 

 マウンド上で選手たちは、監督の相場正伸先生からの指示に耳を傾けます。

 ヒットが出るたびに、ベンチの選手たちは塁に出た選手へ大声援を送ります。 

 バッテリーを組むピッチャーだけでなく、チーム全体を支えるキャッチャーの仁平初音選手(3の4)も、ベンチとスタンドからの声援に応えます。

 そして本校ソフトボール部は、学法石川高校の反撃を抑えて「6-4」のスコアで見事勝利を収め、決勝戦へと駒を進めました。

 勝利の瞬間、スタンドの保護者の皆さんも、喜びを爆発させました。

 選手たちはグラウンドに整列して、スタンドへ挨拶しました。

 さあ、次はいよいよ、強豪 帝京安積高校との決勝戦に臨みます。

 

「校内研修会②」が実施されました。

 7月5日(月)、本校JRC委員会主催、今年度第2回目の「校内研修会」が実施されました。

 今回のテーマは、「地域を支え、活躍する公務員のキャリアを聴く」であり、現在、地方公務員としてご活躍されている皆さんを講師としてお迎えして、お話をお聴きしました。

 講師は、本校の卒業生である福田和輝さん(白河市大信庁舎)と尾股麻衣さん(県中地方振興局県税部)、そして村上拓哉さん(川俣町役場)の3名でした。

 参加生徒たちは、公務員という職業に興味津々で、「実際、公務員ってどうなんですか・・・?」を伺う鋭い質問が数多くなされました。

 すると、講師の皆さんからはそれぞれ、ちょっと聴きにくいことも含めて、「本音トーク」での懇切丁寧な回答がありました。

 参加生徒たちは、驚いたり感心したりしながら、講師の皆さんからの回答にメモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

 最後に、代表生徒が講師の皆さんへお礼の言葉を述べて、「校内研修会」は終了しました。

 公務員を、自らの進路希望実現の選択肢に入れている生徒たちにとって、実際に各公所で活躍されている講師の皆さんから「生の声」を聴けたことは、大変貴重なことであり、今後の高校生活への大きなモチベーションになったことと思います。

 3名の講師の皆さん、本当にありがとうございました。次回の研修会も、楽しみです。

「校内研修会①」が実施されました。

 6月30日(水)、本校JRC委員会主催の今年度第1回目の「校内研修会」が実施されました。

 今回の「研修会」のテーマは、「SDGs 私たちには何が出来る?」というものでした。

 今回は、「校内研修会」の講師として、一般社団法人 未来の準備室 理事長青砥和希さんをお招きしました。本校の近所でコミュニティ・カフェ「EMANON」の運営もされている青砥さんは、地域貢献活動や進路相談等で、日頃から本校の生徒たちが大変お世話になっている方です。

 「研修会」には、多くの生徒が参加しました。

 青砥さんは、現在ではすっかりポピュラーになった、国連が提唱する「SDGs(=Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)」を中心にして、高校生としての私、そして地域社会等について、多くのスライドを用いて大変分かりやすく説明してくれました。

 青砥さんは、失敗を恐れずに、まずは身近なところから行動を起こしてみることの大切さを、強調されました。

 講演後、生徒たちからは多くの質問がなされました。

 最後に、代表生徒が講師の青砥さんにお礼の言葉を述べて、「研修会」は終了しました。

 一人の高校生にとって、「SDGs」とは何を意味しているのか、そしてそれにどのように向き合っていけば良いのかについて、生徒たちは大いに刺激を受け、具体的なヒントを得ることができたのではないかと思います。青砥さん、大変貴重なお話をありがとうございました。

 次回の研修会も、楽しみです。