頑張れ、野球部!(その2)

 現在、夏の高校野球福島県大会の熱戦が繰り広げられていますが、本校野球部は、快進撃を続けています。

 7月11日(木)は、白河グリーンスタジアムで須賀川桐陽高校と対戦しましたが、2回裏の4番小島聖也選手の夏の福島県大会第1号ホームラン、9回表のキャプテン菊地海斗選手の2点本塁打などで中盤から本来の力を発揮して、8対1で圧勝しました。

 そして、7月15日(月)、同じく地元、白河グリーンスタジアムで、全国大会準優勝を始めとして複数回甲子園出場経験のある伝統校、磐城高校と対戦しました。

 当日、白河グリーンスタジアムには、野球部保護者会の保護者の皆様や本校生などの大応援団が駆け付け、野球部の1・2年生と女子マネージャーたちのリードに従い、精一杯の応援を繰り広げました。

 

  応援の私たちは、保護者会の皆様より団扇をいただきメガホンをお借りして、野球部の部員たちと保護者の皆様方と心を一つにして、力の限りの応援を行いました。 

  選手たちは、まるでスタンドからの大声援に応えるように、互いに笑顔で声を掛け合い、投打にわたってグラウンドで躍動しました。そして、3回の舟木悠悟選手の3塁打を始めとして打線が爆発し、4回までで6対0と磐城高校から大量リードを奪いました。

 スタンドは大いに盛り上がり、野球部員や保護者会の皆様方の応援にも、更に力が入りました。 

 

 その後、6回裏に、磐城高校4番の阿部倫太郎選手が満塁ホームランを放ち、磐城高校は終盤、怒涛の追い上げを見せました。しかし、本校野球部は、鈴木玲央投手と藤田玲央捕手の不動の「W玲央バッテリー」を中心に、内野手も外野手もファインプレーを連発して、磐城高校の追い上げを5点までに押し留め、見事、6対5で強豪磐城高校に競り勝ちました。

  勝利の瞬間、選手たちはマウンドに駆け寄り、スタンドは割れんばかりの歓声に包まれました。その後、選手たちはバックネット前に整列して、高らかに本校校歌を斉唱し、スタンドでも部員たちや保護者の皆様が肩を組んで、校歌を歌っていました。美しい光景でした。

  最後に、対戦相手の磐城高校と本校とで、エールの交換が行われました。磐城高校は、まとまりのある、素晴らしいチームでした。また、応援の方も、チアガール・応援団・ブラスバンドを総動員して、迫力のある応援を繰り広げていました。互いの健闘を、称えたいと思います。 

  応援スタンドには、野球部の3年生マネージャー鈴石玲奈さんと武藤 凛さんたちが心を込めて制作した、「威」の字を象った「文字鶴」が飾られていました。「文字鶴」の力は絶大です・・・(笑)

 野球部の選手の皆さん、素晴らしいゲームをありがとう。感動しました。そして、力の限り応援してくれた1・2年生部員たち、保護者会の皆様、ご観戦の皆様、ありがとうございました。おかげさまで、勝利を掴むことができました。

 次なる試合は、7月21日(日)、いわきグリーンスタジアムで午後2時から、相手は南会津高校です。私たちは皆、君たちの勝利を信じて、どこまでも応援します。これまで通りいつも笑顔で、自分を信じて、そしてチームメイトを信じて、試合を楽しんで欲しい。君たちの夏は、まだまだ終わらない。更なる高みを目指して、頑張れ、野球部!