「第6回ビブリオバトル福島県大会」で準優勝!

 東風谷朋美さん(2の3)が、「第6回ビブリオバトル福島県大会」準優勝という素晴らしい成績を収めてくれました。おめでとうございます!

 東風谷さんは、去る9月5日(土)福島市の「福島県立図書館」で行われた「ビブリオバトル中通り予選会」に出場して準優勝しました。そして、11月28日(土)福島市の「とうほう・みんなの文化センター」で行われた「第6回ビブリオバトル福島県大会決勝戦」に出場しました。

 決勝戦には、予選を勝ち抜いた5名の高校生たちが出場し、それぞれの「推し本」を5分間で紹介し、その後2分間の質問タイムに臨みました。

 3番目に発表を行った東風谷さんの「推し本」は、くられ著の「アリエナクナイ科学ノ教科書」という本でした。

 東風谷さんは、5分間の制限時間でとても効果的かつ印象に残るプレゼンテーションを行い、「推し本」の魅力を強力にアピールしました。

 そしてプレゼン終了後、2分間の質問タイムに臨みました。ビブリオバトルを観戦するたびに感心させられるのは、質問の多くは発表者たち自身からされるということです。自分の発表をするだけでも大変なプレッシャーだと思いますが、他の発表者のプレゼンを傾聴してそれに対して様々な質問をする。中高校生たちの対応力には、毎回目を見張るものがあります。

 3名の質問者から質問を受けた東風谷さんは、それぞれの質問に対して落ち着いて、そしてユーモアを交えて答えました。

 5名の発表者たちの発表の後、観戦者たちによる投票が行われ、東風谷さんは見事、準優勝に輝きました。おめでとうございます! 印象的なプレゼン、そして見事な質問対応であったと思います。

 これで、東風谷さんが紹介した「アリエナクナイ科学ノ教科書」は、今年度の「ビブリオバトル福島県大会決勝戦」の「準チャンプ本」となりました。東風谷さんがプレゼンでも強調していたように、「アリエナクナイ科学ノ教科書」は、ピンク色の表紙のとても目立つ装丁になっています。本校生の皆さんも是非、手に取って読んでみてください。この本は、すでに第2巻も発行されているそうです。

 今回の「第6回ビブリオバトル福島県大会」では、中学生が11名と高校生5名が発表を行いました。それぞれが堂々と、大変素晴らしい発表を行って、そして互いに質問を出し合っていました。タイトルこそバトルになっていますが、中高校生たちの優れた表現力と同時に、互いを思いやる優しさはとても感動的でした。

 東風谷さんは、総合文化部(文芸)に所属しています。これからも、たくさんの良書と出会って、自らの表現力にさらに磨きを掛けて欲しいと思います。東風谷さんの、今後の活躍を期待します。