吹奏楽部「定期演奏会」が開催されました。

 9月5日(日)、白河文化交流館「コミネス」大ホールにて、本校吹奏楽部の「第17回定期演奏会」が開催されました。

 当初は、6月中旬開催の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、9月に延期しました。ところが、その後さらに感染が拡大し、残念ながら、福島県独自の非常事態宣言下での開催となってしまいました。そのため、生徒たちとご来場の皆様の安全と安心を最優先に考え、学校関係者のみでの開催とさせていただきました。例年の「定期演奏会」を楽しみにされていた地域の皆様、大変申し訳ございませんでした。

 入場制限を設けての「定期演奏会」ではありましたが、当日は、吹奏楽部の部員たちのご家族、本校生、先生方で200名を超える入場者がありました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 ホール入口での検温・消毒、受付等については、生徒会役員の生徒たちと先生方が手伝ってくれました。

  受付には、部員たちへのメッセージが添えられた花束やスウィーツなど、差し入れが山ほど届けられました。

 第3部で使用する「サイリュウ厶」の聴衆の皆さんへの配布も、生徒会役員たちが手伝ってくれました。

 「第17回定期演奏会」は、恒例の校歌演奏により幕を開けました。

 次に、吹奏楽部部長の鈴木彩音さん(3の4)と定期演奏会実行委員長の鈴木慎之介君(3の4)が、軽妙な掛け合いで挨拶をして、皆様への日頃からの感謝の気持ちを伝えました。

 

 第1部は、「トイズ・パレード」と「三つのジャポニズム」でした。顧問の近藤和子先生の指揮で、格調高い演奏を聴かせてくれました。

  第2部は、「ポップ・ステージ」で始まりました。2年生の部員たちは、BTSの「Dynamite」に合わせて、ノリノリのダンスを披露してくれました。 

  次に、これが3年間で最後の演奏の機会となる3年生7名が、息の合ったアンサンブルを聴かせてくれました。

  第2部の最後は、「ひまわりの約束」でした。

 第3部のMCは、飛知和春那さん(3の1)・佐藤翔梧君(2の2)・草野心美さん(1の4)の3名が務めました。

 第3部のオープニングは、懐かしの「8時だよ、全員集合!」、「ドリフターズ・メドレー」でした。

  次に、これも懐かしの、美空ひばりさんの「川の流れのように」でした。

  続いての中島みゆきさんの「糸」では、顧問の鑓水史子先生がタクトを振りました。

   続いては、「平成メガヒットメドレー」です。AKB48の「恋のフォーチュンクッキー」では、1年生部員たちがお揃いの衣装で、ダンスを披露しました。

 星野 源さんの「恋」では、一時大流行した「恋ダンス」を踊りました。 

 その後も、近藤先生の指揮により、「スーパーマリオのテーマ」、「テトラテトラ」、「虹」と、部員たちの迫力ある魂を込めた演奏が続きました。 

 聴衆の皆さんも「サイリュウム」を振りながら、部員たちの演奏を心から楽しんでくれた様子でした。

  ソロパートで部員たちは渾身の演奏を披露し、聴衆からの喝采に応えました。

  フィナーレは、「令和メドレー」でした。

  フィナーレ後、客席からのアンコールを求める拍手に応えて近藤先生が再登場し、挨拶をされました。

  アンコールは、「マツケンサンバ」でした。チョンマゲのヅラを被った部員たちが、踊りでステージを盛り上げました。

  最後、指揮の近藤先生を取り囲んでポーズを決めました。

 こうして約2時間に及んだ「定期演奏会」は、客席とステージが一体となっての大きな盛り上がりのうちに終演を迎えました。今回の「定期演奏会」の開催のために、ご協賛とご協力をいただいた全ての皆様へ、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 吹奏楽部の部員の皆さん、顧問の近藤和子先生、鑓水史子先生、大変お疲れ様でした。素晴らしい演奏会でした。そして3年生部員の皆さん、3年間の部活動本当にご苦労様でした。吹奏楽部の良き伝統は、後輩たちがしっかりと引き継いでくれると思います。来年の「定期演奏会」も、楽しみにしています。