校長ブログ

頑張れ、剣道部!

 昨年度より、本校剣道部は、顧問の蒲生健太先生と橋本拓三先生の情熱溢れるご指導の下、日頃から、他県への遠征等積極的な強化を行い、素晴らしい成果を収めています。

 6月末に福島市で行われた福島県総合体育大会の県大会では、男子団体が第3位となりました。強豪犇めく県大会での第3位は、大変立派な成績です。素晴らしい! また、9月に郡山市で行われた新人体育大会の県南地区大会では、青戸一颯君(3の4)が、男子個人で見事優勝を果たしました。良く頑張りました。おめでとう!

 そして、1月末に小野町で行われた第39回福島県高等学校選抜剣道優勝大会では、女子団体が福島県で見事第3位となり、関東近県大会への出場権を獲得しました。県大会での女子団体の入賞は、平成24年度以来7年ぶりの快挙でした。おめでとうございます! 女子部員の皆さんも、大変良く頑張りました。

 残念ながら、3月上旬に栃木県で開催予定であった関東近県大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、3年生たちが最後の大きな目標としていたインターハイ県大会等も、中止となってしまいました。

 しかしながら、部員の皆さんが一丸となり、これまで築き上げてきた剣道部の栄光と実績は、少しも色褪せることはありません。また、3年生の皆さんが、これまでの部活動で積み上げてきた努力も、決して無駄になどなりません。それらは全て、皆さん方一人ひとりの血肉となり、皆さん方の現在の強い心と体を形作っているはずです。

 先週末の県教育委員会からの通知文により、5月25日(月)からは、分散登校により学校が再開されることになりました。本校生の皆さん、部活動が再開できるようになるまで、もうしばらくの辛抱です。また、元気一杯で活動している姿を見られるのを、楽しみにしています。

昨日は「登校日」でした。

 本校では、昨日5月12日(火)は、臨時休業期間中の「登校日」でした。本校生にとっては、4月20日(月)以来久しぶりの登校となりましたが、生徒たちはみんな元気に登校してくれて、学校に活気が蘇りました。生徒のいない学校はあまりにも静かで、何とも寂しい限りです。昨日は、学校が本来あるべき姿を改めて感じさせられた一日でした。

 4月中旬頃までは、校庭の桜がとてもきれいでした。

 そして現在は、新緑の良い季節となり、青葉が目に眩しく映ります。

 中庭には、「藤の花」がきれいに咲いています。

 「ハナミズキ」なども、とてもきれいです。

 本校では、来週5月18日(月)から学年別に「登校日」を設け、分散登校による授業を実施します。本日先生方は、教室の準備等に追われていました。

 本校生の皆さん、臨時休業は延長されていますが、それぞれが家庭で規則正しい生活を送り、学びを止めないでください。先生方は、皆さん方とのつながりを絶やさないために、google等の各種ツールについて各自研究を深めて、4月22日(水)には校内研修会も実施しました。本校において、学習支援のためのオンライン環境は日々整備が進められていますし、来週以降は、定期的な「登校日」も設定されます。

 学校は準備を整えて、皆さん方が登校してくるのを心待ちにしています。平常を取り戻すまで、もうしばらくみんなで頑張りましょう!

「部活動紹介」が行われました。

 4月9日(木)、毎年恒例の「部活動紹介」が行われました。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のため1年生のみの参加とし、各部の紹介も人数やパフォーマンス等を制限しながらの実施となりましたが、3年生を中心に各部とも工夫を凝らした紹介をしてくれました。

 まずは、生徒会長の鶴槇優馬君(3の1)があいさつしました。

 トップバッターは、JRC委員会でした。

 続いて、今年度から書道部・茶道部・料理部・文芸部の4つの部が統合された「総合文化部」です。

 美術部は、恒例の巨大なポートレートを携えての紹介でした。

 演劇部は、舞台で使用する衣装を披露しながらの紹介を行いました。

 バドミントン部は男子も女子も、ステージ上でネットを挟んでのラリーを披露しました。 

 バレーボール部女子も、ネットを挟んでのパス交換を披露しました。

 ソフトボール部は例年、観客の目の前でのトスバッティングやパフォーマンスで部紹介を大いに盛り上げていましたが、今年度は、部長の平野百々花さん(3の4)が紹介を行いました。

 弓道部は、ステージ上で風船に向けて矢を放ち、風船が割れたときには大きな拍手が起こりました。

 ソフトテニス部は、ネットを挟んでのラリーを披露しました。

 剣道部は、例年ステージ上でのユーモア溢れたパフォーマンスで会場を沸かせていましたが、今年度は、部長の小坂航兵君(3の5)が紹介を行いました。

 陸上競技部は、1年生女子に身長を尋ね、同じ高さに設定したバーを「走り高跳び」で飛び越えるというパフォーマンスを披露しました。見事クリアーしたときには、会場から大きな拍手が起こりました。

 サッカー部は、ステージ上でリフティングを披露しました。

 例年、迫力ある演奏を披露していた吹奏楽部は、映像を制作して、日頃の活動を紹介しました。

 卓球部は、試合用のユニフォームに身を包んで紹介を行いました。

 バスケットボール部は、男子部長の菊地真大君(3の3)と女子部長の染谷かのんさん(3の4)がそれぞれ、紹介を行いました。

 野球部は、部長の本柳謙志郎君(3の2)が、巧みな話術と映像を駆使して紹介を行いました・・・(笑)

 各部とも、制限された条件の下でも、日頃の活動の様子が分かる映像を制作するなどの工夫をしながら効果的な紹介を行い、自分たちの部活動を1年生へアピールしていました。本校生の適応力に、感心させられました。3年生・2年生の皆さん、お疲れ様でした。

 1年生の皆さんは、部紹介の後、4月14日(火)の部編成でそれぞれ希望する部への入部手続きを行ったと思いますが、翌週の4月21日(火)から、緊急事態宣言発令のため一斉臨時休業となってしまいました。その後、臨時休業が延長となり、現在もまだ臨時休業が続いています。本校に入学したばかりの1年生はもちろんのこと、2年生も3年生も、早く正常な高校生活を再開したいと焦り、不安な気持ちでいると思います。しかし、今は我慢の時です。それぞれが、自分の力を蓄える時です。私たちは、今みんなで協力して我慢すれば、いずれ必ず、これまで通りの日常を取り戻すことができます。今は、弛まず腐らず怠らず、一人ひとりが家庭で規則正しい生活を送り、不要不急の外出を避けながら、課題等にしっかりと取り組んでください。先生方はオンラインで、あるいは登校日に、皆さん方一人ひとりとしっかりとつながり、皆さん方を精一杯支援していきます。

 3年生の皆さんについては、今年度の福島県高等学校体育大会等が中止となり、部活動におけるこれまでの大きな目標を失い、落胆と失意の気持ちが強いと思います。しかしながら、皆さん方がこれまで部活動で積み重ねてきた努力や鍛錬が、無駄になるようなことは決してありません。皆さん方はこれまでも、努力することの大切さや困難に打ち勝つ強い気持ちなど、部活動から多くのことを学んできたはずです。これからはそれらを是非、自らの進路希望実現に生かして欲しいと思います。高校時代の部活動によって鍛えた強い心と体は、皆さん方の貴重な財産であり、これから先の人生においても、必ずや皆さん方を支えてくれます。下を向かずに、逆境を力に変えて、自らの将来をしっかりと見据えて、前を向いて歩んで行ってください。3年生の皆さんが、これからの高校生活の様々な場面で活躍し、充実した日々を過ごしてくれることを期待しています。

ご卒業おめでとう!

 3月1日(日)、令和元年度卒業式が挙行されました。新型コロナウイルス感染拡大防止策として、在校生は自宅待機、呼名されても返事なし、校歌等も演奏のみという大変寂しい内容になってしまいました。また、卒業生の保護者の皆様におかれましては、式終了後、各教室への入室もご遠慮いただくこととなってしまいました。例年どおりの卒業式を挙行できなかったこと、卒業生の皆さんと在校生の皆さん、保護者の皆様、そして先生方へは申し訳ない気持ちで一杯です。

 しかしながら、そんな制限された状況の中においても、本校では、大変立派な卒業式を挙行することができました。会場準備は、表彰式にも卒業式にも参加できない在校生たちが、文句一つ言わずに一生懸命行ってくれました。

 そして、式場入場前に卒業生たちが待機する第二体育館では、パネルに「桜の花」が咲いていました。これは、1・2学年の先生方を中心に、当日式に参加できない在校生たちから、卒業生たちへせめてお祝いのメッセージを届けたいとの思いから、急遽在校生と先生方一人ひとりにメッセージを書いてもらい、パネルに貼り付けたものです。卒業生の皆さんは、見てくれたでしょうか・・・? これは、本校の先生方による心温まる対応でした。メッセージを書いてくれた在校生の皆さんと先生方、ありがとうございました。

 卒業式において、卒業生たちの態度はとても立派で、規模縮小の中でも、厳粛で心のこもった卒業式を挙行することができました。卒業生退場の際、卒業生たちからうれしいサプライズがありました。卒業生たちは各クラス毎、担任の先生の先導で退場する際、3年間お世話になった担任の先生へ感謝の言葉を叫んだり、先生方や保護者の皆様へ感謝の気持ちを表現しました。

 卒業生たちもご来賓の皆様方も、みんなとても素敵な笑顔をしています。心温まる光景でした。

 制約された条件の中での卒業式でも、卒業生たちは大変立派な態度で式に臨み、そして最後は、担任の先生と先生方、そして保護者の皆様への3年間の感謝の気持ちをしっかりと表現して、式場を後にしました。卒業生たちは、3年間の白河旭高校での高校生活を通して、学業や部活動等に全力で取り組み、様々な資質・能力を大きく伸張させ、人の気持ちが分かる人間へと立派に成長して、学舎を巣立っていきました。こんなうれしいことはありません。私は、卒業生の皆さんを誇りに思います。

 3学年主任の井戸川博信先生・副主任の生田目淳司先生・安藤知美先生・髙田尚子先生・佐久間裕之先生、そして副担任の先生方、3年間の長きにわたる親身なご指導、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様でした。素晴らしい学年、そして素晴らしい生徒たちでした。

 卒業式の後、職員室にある自分のレターケースを開けると、さらにサプライズがありました。各先生方のレターケースの中には、卒業生たちからの感謝のメッセージが同封されていました。

 卒業生の皆さん、メッセージをありがとうございました! 心がほっこりと温まり、とてもうれしかったです・・・(涙) 今年度1年間のみではありましたが、野球部の夏の県大会ベスト8進出での必勝の全校応援、盛り上がった3年に一度の公開文化祭「からたち祭」など、卒業生の皆さんとはたくさんの印象に残る出来事がありました。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう! 3年間の立派な高校生活でした。皆さん方の輝かしい前途に、幸多からんことを心から祈っています。

「表彰式」と「稚松会入会式」が行われました。

 2月28日(金)、「表彰式」と「稚松会入会式」が行われました。

 「表彰式」ではまず、國分 舞さん(3の2)と大倉一輝君(3の2)に、本校後援会の松原浩二会長さんと本校同窓会稚松会(ちしょうかい)の渡辺美恵子会長さんから「旭賞」が授与されました。「旭賞」は、本校在学中に努力を重ね、輝かしい実績を残した生徒へ授与される大変名誉ある賞です。校長室前の廊下には、「旭賞」歴代受賞者のネームプレートが飾ってあります。國分さんは、学業成績優秀により、大倉君は、陸上競技部棒高跳び競技で全国大会や東北大会へ出場した実績による受賞でした。二人とも、3年間絶え間ない努力を積み重ね、本当によく頑張りました。おめでとうございます!

 

 続いて、白石京子さん(3の1)を代表に10名の卒業生に「成績優秀賞」が、本柳幸音さん(3の4)を代表に13名の卒業生に「生徒会功労賞」が、伊東芽衣耶さん(3の5)を代表に32名の卒業生に「皆勤賞」がそれぞれ授与されました。

 次に、夏の福島県大会でベスト8進出を果たした野球部キャプテンの菊地海斗君(3の4)に、福島県高等学校野球連盟より「優秀選手賞」が、3年間ボランティア活動に積極的に取り組んだ金澤 葵さん(3の4)と菊地海斗君(3の4)に、「福島県高等学校青少年赤十字指導者協議会会長功労賞」が授与されました。

 受賞された卒業生の皆さん、それぞれの分野において、3年間大変頑張りました。おめでとうございます!

 続いて、「稚松会入会式」が行われました。まず始めに、渡辺美恵子会長さんより、「稚松会」の歴史等についてのお話がありました。

 次に、代表の熊田舞衣さん(3の2)に記念品が贈呈され、学年幹事の紹介の後、代表の野崎勇気君(3の2)に委嘱状が交付されました。

  最後に、新入会員を代表して、田村 翔君(3の3)が挨拶をしました。田村君の挨拶は、3年間の高校生活を振り返り、学業や部活動等に充実した日々を送ることができた感謝の気持ちが込められ、大変立派な挨拶でした。

 稚松会役員の方々の自己紹介もありました。

 卒業生の皆さん、これから皆さんは「稚松会」の会員となります。会員として、「稚松会」の活動に積極的に参加してください。そして、母校の発展と後輩たちの活躍を応援してください! よろしくお願いします。

学校の風景(その7)

 先日、「マグロの眼の解剖」を見学しました。これは、理科の齋藤美子先生による3年生の選択生物の授業で、同じく理科の宗像扶希子先生と橋本恵未子先生が、補助をしてくれていました。

 生徒たちは、齋藤先生の指示に従って、手元の解剖マニュアルを確認しながら、マグロの眼の解剖を行いました。

 大型液晶モニターで手順を確認しながら、解剖作業を進めました。

 興味深い授業であるため、先生方も数名見学に訪れていました。

 各班とも上手に、マグロの眼をガラス体や水晶体などの各部位に分けていました。

 水晶体の抽出にも、成功しました。お見事・・・(笑)

 生徒たちは、魚特有の強烈な臭いにもめげずに、熱心に解剖作業に取り組んでいました。私たちも、大変興味深く見学させてもらいました。生徒の皆さん、先生方、お疲れ様でした!

今朝、積雪がありました。

 今朝は、この冬では珍しい積雪がありました。しかし、暖冬傾向のせいか、春先のような湿った雪でした。恐らくは、すぐに消えてしまうでしょう。昨年秋の台風19号や、雪がほとんど降らない冬など、地球温暖化や異常気象の一環でしょうか・・・? 今後の地球環境が、心配になってしまいます・・・

 今朝学校へ到着すると、ソフトボール部の生徒たち数名が、一生懸命、正門付近の除雪作業をしてくれていました。

 そこへ、他の部員たちやJRC委員会顧問のシェルパ愛子先生も作業に加わり、正門付近の雪は、あっと言う間にきれいに除雪されてしまいました。ソフトボール部の生徒の皆さん、お疲れ様でした! いつもありがとうございます。

 暖冬とは言え、これから先の季節は、積雪も予想されます。積雪や路面凍結の際は、本校生の皆さんは、十分に注意して登下校してください。

 今週末は、いよいよセンター試験本番です。天気予報では、雪は降らない見通しです。3年生の皆さんは、直前に風邪など引かないように、しっかりと体調管理して試験に臨んでください。

センター試験まで、あと10日・・・

 本日は、3学期の始業式でした。そして、多くの3年生たちが受験する「大学入試センター試験」まで、あと10日となりました。

 3年生の皆さんは、「進路室」入口の掲示に気付いたでしょうか・・・? 現在、「進路室」の入口には、進路部長の片野俊一先生からの熱いメッセージとともに、「センター試験」までの残り日数が掲示されています。

 片野先生からのメッセージは日々変わりますので、毎日必ず、「カウントダウン」を眺めて欲しいと思います。

 そして、「カウントダウン」とともに、ある「マーク」が掲示されていますが、不思議に思いませんか・・・? 本校の校章でもないこの「マーク」は、一体何だろう・・・?

 

 この謎については、事務室脇の廊下で、種明かしがされています。本校生の皆さんは、是非、一読してください。

 種明かしの隣には、卒業生たちの手書きによる、「やってよかったこと」と「こうしておけばよかったこと」が掲示されています。

 これは是非、1・2年生に読んでもらいたいと思います。先輩たちの「生の声」であり、後輩たちへの貴重なアドバイスになっています。

 3年生の皆さん、先生方も皆さんの家族の方も、受験に向かう皆さんを応援して、全力で支えてくれています。チャレンジこそが、若さの特権です。高い目標に向かって精一杯努力して、勇気を持って受験に立ち向かってください! 応援しています!

学校の風景(その6)

 校舎内を巡ってみると、様々なものが掲示されています。事務室脇の廊下のホワイトボードには、「JRC委員会」からのお知らせが掲示されています。

 職員室前には、ALTのMichelle Kruger先生による"English Expression"があります。

 2棟1階生物実験室付近には、公民科シェルパ愛子先生の3年生の「政治経済」の授業で作製した「壁新聞」が、各クラス毎に掲示されています。

 2年生の廊下には、1組から5組まで全クラスで各班ごとに作製した「修学旅行通信」などが、掲示されています。

 1学年の廊下には、学年団の先生方からの熱いメッセージとともに、自由に取れる「学習プリント」等が置かれています。

 授業がない長期休業期間中に、校内の掲示物等にゆっくりと目をとおして、刺激を受けるのも良いのではないかと思います。

 現在、冬季休業期間中ではありますが、連日、課外授業や面談等が行われています。3年生は、大学や看護学校等の一般受験に向けて、受験勉強の真っ最中、1・2年生についても、進路希望実現に向けて継続的な家庭学習は欠かすことができません。本校生の皆さん、頑張ってください! そして、良いお年をお迎えください。

学校の風景(その5)

 先日、ALTのMichelle Kruger先生と英語科の塩沢真美先生の3年生の選択「応用英語表現」の授業で、Michelle先生の母国である南アフリカ共和国伝統の"Vegetable Soup"をごちそうになりました。1学期には同じ授業で、これも南アフリカ伝統の「牛乳タルト」をごちそうになったことがありました。

 配付されたプリントや黒板に書かれたレシピはもちろん全て英語で、生徒たちは授業内で、全て英語を使用しなければなりません。校長室まで私を呼びに来てくれる生徒も、英語で、という徹底ぶりです・・・(笑) 素晴らしい!

 Michelle先生と塩沢先生の指示に従い、生徒たちが調理して出来上がった"Vegetable Soup"を、配膳してみんなでいただきました。

 Michelle先生は、この"Vegetable Soup"をおばあさんから習ったそうですが、お父さんが作ると余計な具材まで色々と足してしまうので、あまり評判が良くなかったそうです・・・(笑)

 お味の方は、コンソメをベースにセロリやタマネギ等の野菜が豊富に入っていて、ヘルシーでとても優しい味でした!

 毛利英雄教頭先生を始め、英語科の先生方や私にまで声を掛けてもらい、生徒たちと一緒に、みんなでとても美味しくいただきました。体が温まり、とてもホッコリとした時間でした。ごちそうさまでした!

学校の風景(その4)

 現在、本校の図書館では、「クリスマス特別企画」を開催しています。

 図書館から借りている本や、これから借りる予定の本について、「おすすめポイント」をカードに記入して学校司書の太田千恵子先生へ渡すと、お菓子がもらえるという企画です。

 当初は、先着15名の予定だったそうですが、好評につき、数名分を追加したそうです。本校生の皆さんは、是非カードを記入して、お菓子をもらってください・・・(笑)

 また、現在図書館では、図書委員の生徒たちが選んだくれた「クリスマス関連の本」も展示しています。チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」のような古典から、宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」のような最新作まで、幅広い時代とジャンルの本が展示されています。是非、眺めてみてください。

 また、今年度の「高校生によるビブリオバトル福島県大会地区予選会」で決勝に残った書籍も展示されています。これらについても、是非とも眺めてみてください。

街角の風景

 昨日夕方、JR白河駅付近を通り掛かると、駅周辺の街路樹にイルミネーションがされていて、とてもきれいでした。下の写真は、市立図書館前の風景です。

 そして、駅前の「イベント広場」には、各学校や各団体等の皆さんが作製した「ペットボトル製のクリスマスツリー」に灯りがともされ、これもまた、とてもきれいな光景でした。

 後方には、JR白河駅ホームの照明も見えて、「クリスマスツリー」と共に素敵な光景となっていました。

 本校の「クリスマスツリー」を探してみると、、、 あった、あった、ありました! カラフルで、とてもきれいに仕上がっています。

 ちょうど隣には、お隣の「白河高校」さんのツリーもありました。

 「白河商工会議所青年部」さん作製のツリーは、群を抜いて一際巨大なものでした。

 本校生の皆さんも、受験勉強や部活等で忙しいと思いますが、気分転換に、展示されているうちに是非とも「イベント広場」を訪れてみてください。エコで手作りの「クリスマスツリー」を見ていると、何だかとても癒されますよ!

本校生の活躍(その2)

 10月17日(木)~18日(金)の日程で、郡山市の開成山弓道場にて、令和元年度福島県高等学校新人体育大会弓道競技が行われましたが、本校の弓道部は、女子団体で第2位になりました。おめでとうございます! 顧問の吉田正和先生と佐久間裕之先生のご指導の下、部員の皆さんが日頃から、練習に励んできた成果だと思います。

 そして、女子個人では、関根里沙さん(2の1)が、見事、優勝しました! おめでとうございます! 関根さんは、11月22日(金)~23日(土)に宮城県で開催された、第38回東北高等学校弓道選抜大会に出場しました。

 東北大会で、関根さんは、女子個人で第2位に輝き、「技能優秀賞」も受賞しました。おめでとうございます! 良く頑張りました!

 「技能優秀賞」は、東北大会に出場した全選手中、男女各1名のみが受賞できた、大変価値のある賞です。これは、素晴らしい快挙です!

 関根さんは、7月31日(水)に本校で実施した「体験入学」の際の「部活動紹介」でも、大勢の中学生たちの前で弓道のデモンストレーションを行って射手を務め、そのメンタルの強さには以前から定評がありました。

 関根さんは、12月末に群馬県で開催される、第38回全国高等学校弓道選抜大会に出場します。全国大会では、「心・技・体」をさらに充実させて、是非とも競技を楽しんできて欲しいと思います。全国大会での、関根さんの健闘を祈ります!

「防災避難訓練」が実施されました。

 11月7日(木)7校時目、「後期防災避難訓練」が実施されました。今回は、地震発生を想定して、全校生が第一体育館へ避難し、その所要時間を計測しました。

 その後、「JRC委員会」の生徒たちがステージに登壇し、「身近な物品を活用した防災用品」について講義をしてくれました。

 「JRC委員会」の生徒たちは、いくつかの班に分かれて、私たちの身の回りにある新聞・段ボール・ペットボトル等を災害時に防災用品として活用する様々な方法について、デモンストレーションを行ってくれました。「JRC委員会」の生徒の皆さん、ありがとうございました。

 最後に、「消火器」の実際の使い方を、菊地海斗君(3の4)と鈴木 光君(3の4)の2名がステージ上で実演してくれて、「防災避難訓練」は終了しました。

 10月の台風19号では、県内各地で、想定外の大きな被害が出ました。私たちは今後、自然災害についての考え方を改め、居住する地区のハザードマップや避難所の場所を確認したり、防災用品をまとめておいたりなどして、日頃から、自然災害の発生に備えておかなければなりません。

 本校生の皆さんも、日頃から、防災に関する意識を高めて欲しいと思います。

本校生の活躍(その1)

 11月15日(金)、宮城県仙台市で、「第67回東北六県高等学校英語弁論大会」が開催されましたが、本校から、菅野美桜さん(1の4)が出場しました。

 菅野さんは、ALTのMichelle Kruger先生や英語科の小澤恵子先生らのご指導を受け、9月12日(木)にいわき市で開催された「第71回福島県高等学校英語弁論大会」では、第2部(海外在住経験あり)で第1位を獲得しました! おめでとうございます!

 菅野さんのスピーチは、"Crying won't change anything"というタイトルで、菅野さんがアメリカ在住時、言葉の壁など様々な困難を、前を向くことで乗り越えた経験について書いたものです。

 菅野さんを始め本校生の皆さんには、日頃から自らの英語力に磨きを掛け、スピーチコンテストや資格試験等に積極的に挑戦して欲しいと思います。

 

"HIPPY"さんが来校されました!

 今月11日(月)、2年生の修学旅行初日の夜、広島の宿で熱いライブをしていただいたミュージシャンの"HIPPY"さんが、全国ツアーの合間を縫って本校に来校されました!

 "HIPPY"さんは、キーボードの"サッチャン"とマネージャーさんの三人で、ワンボックス車に機材等を全て積み込み、全国を巡っているそうです。昨日は、宮城県石巻市でのイベントに参加し、二日後のいわき市でのイベントを控え、いったん東京へ戻る途中に、わざわざ本校に寄ってくれました。

 修学旅行でのライブを満喫した2年生たちが多数、"HIPPY"さんたちを迎えてくれました。

 ライブ時にも話してくれたのですが、"HIPPY"さんは高校時代野球部に所属していたそうで、2年生の野球部員たちが代わる代わる、"HIPPY"さんとキャッチボールをしてもらいました。

 「俺、プロ野球選手じゃないんだけど・・・」と笑いながらも、"HIPPY"さんはうれしそうでした。

 2学年修学旅行担当のシェルパ愛子先生が、2学年各クラスに声を掛けてくれて作成した各クラス毎の「寄せ書き」を、"HIPPY"さんへ手渡しました。

 心のこもった「寄せ書き」をもらい、"HIPPY"さんはとても喜んでくれました。

 最後に、みんなで記念撮影をしました。

 "HIPPY"さん、お忙しいところわざわざ本校に立ち寄っていただき、ありがとうございました。全国ツアーの成功を、祈っております。中国地方の広島と東北の福島、距離は大分ありますが、心がつながっていれば、こうしてお会いできるわけですね。またいつの日か、お会いできるのを楽しみにしています。

 "HIPPY"さんに書いていただいた「色紙」は、校長室に飾ってありますので、いつでもご覧ください。

学校の風景(その3)

 今朝方、「食物準備室」を訪れてみると、廊下の棚の上に、下の写真のようなものが置いてありました。

 家庭科の鈴木伸子先生が置いてくれた、「からたちの実」です。指示どおりに、視線をまっすぐ先に向けてみると・・・

 「からたちの木」は、上の写真中央の背の高い木ではなく、、、その右側にある木です。寄ってみると、、、このような木です。

 下の写真は、逆光で少し分かりにくいのですが、「からたちの木」の周囲には、実際に「からたちの実」がいくつか落ちています。

 本校では、3年に一度の公開文化祭は「からたち祭」、毎年年度末に発行される生徒会誌のタイトルは「からたち」であり、本校にとって「からたちの木」は、シンボルツリーとでも言うべき「木」となっています。

 「からたち」は、ミカン科の落葉低木で、春、青葉に先立ち可憐な白い花を咲かせ、秋にはその実を黄色に熟させます。そして「からたち」には、下の写真のように鋭い「刺」があるため、かつては、外敵の侵入を防ぐ目的で「生垣」によく利用されたそうです。

 しかし、住宅事情の変化等によりその「刺」が敬遠され、また、生垣の手入れの問題でブロック塀に取って代わられ、1960年代頃から「からたち」の生垣は減少の一途を辿ったそうです。

 撮影日時は不明ですが、下の本校の航空写真を見てみると、当時はまだ「からたち」の生垣があったように見えます。

 やはり本校でも、昭和43年に「からたち」の生垣が取り払われ、現在はフェンスとなっています。しかし、「からたち」の生垣はなくなっても、生徒会誌に「からたち」の名前を残したのです。

 本校にはもう一本、「からたちの木」があります。それは、正面玄関脇の「乙女の像」の隣にあります。

 本校生の皆さん、本校の歴史などに思いを馳せながら、改めて、「からたちの実」、そして「からたちの木」を眺めてみてください。

演劇部が「最優秀賞」を受賞しました!

 10月26日(土)~27日(日)、白河文化交流館「コミネス」大ホールにおいて、第69回 福島県南高等学校 演劇コンクールが開催されましたが、本校演劇部が、「最優秀賞」を受賞しました! おめでとうございます! また、部員の筒井海南子さん(1の3)は、「演技賞」を獲得しました。おめでとう!

 演劇部の生徒たちは、顧問の齋藤美子先生と鶴巻章司先生のご指導の下、今回の演劇コンクールに向けて、一生懸命練習に励んでいました。10月21日(月)の放課後には、校内にポスターを掲示して観客を集めて、ゲネプロ(通し舞台稽古)も行いました。

 そのような、日々の努力の積み重ねが、「最優秀賞」という素晴らしい結果に結び付いたのだと思います。今回の演劇は、部員の「MEG*」さんによるオリジナル脚本で、「クラップ」というタイトルです。内容は、高校における部活動の存続など、現実の高校生たちにとってより身近なテーマを盛り込んだものです。

 今回の受賞について、部長の鈴木さくらさん(2の5)は、「最優秀賞が取れるとは思っていませんでした」と語ってくれましたが、これまでの部員の皆さんの努力と、顧問の先生方の熱意の表れであると思います。

 演劇コンクール県大会は、11月下旬、いわき市のいわき芸術文化交流館「アリオス」で行われます。演劇部の皆さん、今後もさらに練習を重ねて、県大会でも是非、良い結果を残せるよう頑張ってください! 応援しています!

 なお、今回の受賞を報じる新聞記事は、校長室前に掲示してありますので、ご覧ください。

「図書館」へ行ってみると・・・

 本日、本校の「図書館」へ行ってみると、「ハロウィーン・フェアー」を開催中でした。

 「エドワード・ゴーリー展」として、オリエンタルラジオの中田敦彦さんがYou Tubeで紹介した絵本作家、エドワード・ゴーリーの作品が展示されていました。

 学校司書の太田千恵子先生によれば、本日まで本を借りると「ハロウィーン」のお菓子がもらえるとのことでしたので、私も本を借りてお菓子をいただいて来ました・・・(笑)

 「ハロウィーン・フェアー」は本日までですが、「読書の秋」も大分深まってきました。

 本校「図書館」には、たくさんの良書がありますので、どんどん借りて本に親しみましょう!

「芸術鑑賞会」が行われました。

 10月29日(火)、本校の例年行事「芸術鑑賞会」が行われました。

 今年度は、「お笑い芸人」さん方をお招きして、全校生で「お笑い」を鑑賞しました。お招きした芸人さんは、『元気丸』さん、『流しのダイナシーズ』さん、そして、福島中央テレビの「ゴジてれChu !」や「ゴジてれSun !」などのテレビ番組と、テレビCM等でお馴染みの『母心』さんの3組でした。

 全体の進行は、『母心』さんが引き受けてくれました。登場された際は、テレビで慣れ親しんでいるお姿に、大きな歓声が沸きました。

 1発目は、「水戸竜司」さんと「北岡一成」さんのお二人による、『元気丸』さんのオンステージでした。建築現場等のネタで、作業服にゴム長を履いて体をフルに使っての芸に、生徒たちも手拍子で応えました。

 続いては、「けいじ」さんと「ルサンチマン浅川」さんのお二人、『流しのダイナシーズ』さんによるステージでした。「ルサンチマン浅川」さんは、本校の沿革等についてよく調べられていて、それをネタにされていました。芸人さん方の、ステージに上がる前の人知れぬ努力に、感心させられました。

 『流しのダイナシーズ』さんのステージでは、ツッコミ担当の「けいじ」さんが、ボケ担当の「ルサンチマン浅川」さんをツッコミ倒していました。そして「ルサンチマン浅川」さんは、客席まで降りて来て、生徒たちを巻き込んでの大熱演でした。

 そしてトリを務めたのは、現在、福島を拠点に活動をされている『母心』さんでした。着物にカツラの「オカン」さんは富山県高岡市のご出身、メガネの「関あつし」さんが茨城県水戸市のご出身ですが、福島へ来たばかりの頃、福島の方言に戸惑ったことなどをネタに、テンポの良い絶妙の掛け合い漫才を聞かせてくれました。

 その場の状況や生徒たちの反応などを見ながら、少々アドリブも織り交ぜられたのかなと思いましたが、その滑らかな喋りは圧巻であり、私たちはすっかり『母心』さんに魅了されながら、ステージに聞き入りました。

 3組の芸人さん方によるオンステージのあとは、生徒をステージに上げての「即興芝居」というサプライズが用意されていました。

 「芝居」にはやはり「演劇部」ということで、演劇部部長の千田歩実さん(3の1)と、やはり演劇部の吉田 竜君(3の1)がステージに上がりました。

 吉田君は、衣装を羽織っての「宮本武蔵」役で、素晴らしい演技を見せてくれました。お二人とも、さすが演劇部です・・・(笑)

 終演後は、生徒会副会長の小林万莉英さん(2の5)が、お礼のことばを述べました。その中で、小林さんが言っていたように、確かに、3組の芸人さん方はそれぞれに芸風が違っていて、それぞれに大変熱のこもったライブをしてくれました。おかげで私たちは、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 続いて、花束の贈呈です。3組を代表して、『母心』の「オカン」さんが花束を受け取りました。

 そして、「オカン」さんが謝辞を述べてくれました。いつも軽妙な話術で、視聴者を楽しませてくれる「オカン」さんらしく、さすがのごあいさつでした。

 最後に、文化委員の生徒たちと一緒に、記念撮影をしました。

 皆さんお忙しいところでしたが、お帰りの前に少しだけ校長室にお寄りいただいて、「色紙」を書いていただきました。衣装を脱いでも、皆さんとても礼儀正しく、素晴らしい方々でした。

 『元気丸』さん、『流しのダイナシーズ』さん、そして『母心』さん、本日はお忙しいところ、素晴らしいステージを本当にありがとうございました。私たちは、皆さんの今後のさらなる活躍を願い、これからも皆さんを応援します。

 ところで、あとで書いていただいた「色紙」を拝見すると、「オカン」さんによる筆字が、凄まじく達筆であることに気付きました。プロフィールを確認すると、「オカン」さんの特技の一つに、「心陽流書道」と書いてありました。なるほどと思い、感動しました。

 「オカン」さんの達筆にしばらく見とれていると、実はもう一つ、気が付いたことがありました。さて、それは・・・?

 「色紙」は、校長室に大事に飾ってありますので、いつでも見に来てください!